2008年07月12日
琵琶湖がなくなる?
昨日、技術部の人たちは水道のお勉強で岡山へ、朝から車で出発。月曜日には「きび団子」のおみやげ。ひとつもらったら、尻尾振ってついて行こう。
環境のお兄さんたちは日曜日に草津市の矢橋帰帆島で行われる「みずかんフェスタ」の準備。西日本技術のコーナーでは簡単な水質検査を行う予定で、参加賞もありますよ。また、会場にはオリンピックで金メダルを取った選手と同姓同名の人がいますよ。
ところで、「琵琶湖がなくなる」という話を知ってますか?
琵琶湖がなくなる可能性は二つあります。ひとつは土砂の流入で陸地化してしまうこと。あと、ひとつは琵琶湖が移動して日本海とつながること。今日はこの仮説を検証。
<陸地化説>
小学校の理科で学んだように、湖の寿命は数千年から数万年と考えられています。これは次のようなプロセスをたどります。
① 川から土砂が流入します
② 土砂が溜まり水深が浅くなります
③ この結果、湖から沼・湿地になっていきます
④ これがさらに進み、陸地へ
私たちの会社の前の道路(通称 浜街道)よりも琵琶湖側(西側)は、ボーリングデータから判断すると約2,000年前に陸地化(沖積層)したところと考えられます。ということは2,000年前は湖だった。
<移動説>
もともと琵琶湖は三重県伊賀市にあったことはよく知られています。名前も琵琶湖ではなく大山田湖。また、この当時、鈴鹿山脈はなく、野洲川は伊勢湾の方向へ流れていたと考えられており、証拠は鈴鹿山脈の土質は礫岩で構成されています。簡単に言うと鈴鹿山脈は河原の小石で作られた山。三重県も「お伊勢さん」の他に琵琶湖があったならば、さらに強力な観光立県になっていたと思いますよ。
将来、これがどんどん北上し、最終的には日本海とつながり「琵琶湖」から「琵琶海」になるというものです。
<でも、琵琶湖はなくならない>
琵琶湖は湖として形作られてから400万年。それで「古代湖」と呼ばれ、世界で3番目に古い湖とされています。そのため、琵琶湖にしか生息しない固有種がたくさんいます。
陸地化説や移動説では、400万年も湖として存在してきたことを説明できません。
それは琵琶湖の成立と深い関係があります。琵琶湖は「構造湖」と呼ばれ、地殻の断層運動によって発生した湖です。琵琶湖の移動はこの断層活動によって、三重県から移動して拡大してきました。このため、土砂に埋まることなく琵琶湖が存在し続けています。
琵琶湖は毎年2~3cmは動いているとされていますが、これは平均値です。実際は地震等によって大きく動きますから、ほとんどはじっとしている状態です。
<湖底遺跡>
花折断層や琵琶湖西岸断層帯による地震が発生した場合、広く湖岸が沈下することがあります。この場合、水面としての琵琶湖は拡大します。最近、といっても去年ですが、湖底遺跡が話題になっていました。
これ以外にも痕跡である湖底遺跡は多数ありますね。
こんなわけで、数百万年後、琵琶湖と日本海が一体化することを否定はしません。
しかし、現在、三重県側から「琵琶湖を返せ」運動は起きていません。また、琵琶湖がなくなる心配は当分ありません。それよりも琵琶湖の水質保全や琵琶湖西岸地震の対策を考えましょう。
環境のお兄さんたちは日曜日に草津市の矢橋帰帆島で行われる「みずかんフェスタ」の準備。西日本技術のコーナーでは簡単な水質検査を行う予定で、参加賞もありますよ。また、会場にはオリンピックで金メダルを取った選手と同姓同名の人がいますよ。
ところで、「琵琶湖がなくなる」という話を知ってますか?
琵琶湖がなくなる可能性は二つあります。ひとつは土砂の流入で陸地化してしまうこと。あと、ひとつは琵琶湖が移動して日本海とつながること。今日はこの仮説を検証。
<陸地化説>
小学校の理科で学んだように、湖の寿命は数千年から数万年と考えられています。これは次のようなプロセスをたどります。
① 川から土砂が流入します
② 土砂が溜まり水深が浅くなります
③ この結果、湖から沼・湿地になっていきます
④ これがさらに進み、陸地へ
私たちの会社の前の道路(通称 浜街道)よりも琵琶湖側(西側)は、ボーリングデータから判断すると約2,000年前に陸地化(沖積層)したところと考えられます。ということは2,000年前は湖だった。
<移動説>
もともと琵琶湖は三重県伊賀市にあったことはよく知られています。名前も琵琶湖ではなく大山田湖。また、この当時、鈴鹿山脈はなく、野洲川は伊勢湾の方向へ流れていたと考えられており、証拠は鈴鹿山脈の土質は礫岩で構成されています。簡単に言うと鈴鹿山脈は河原の小石で作られた山。三重県も「お伊勢さん」の他に琵琶湖があったならば、さらに強力な観光立県になっていたと思いますよ。
将来、これがどんどん北上し、最終的には日本海とつながり「琵琶湖」から「琵琶海」になるというものです。
<でも、琵琶湖はなくならない>
琵琶湖は湖として形作られてから400万年。それで「古代湖」と呼ばれ、世界で3番目に古い湖とされています。そのため、琵琶湖にしか生息しない固有種がたくさんいます。
陸地化説や移動説では、400万年も湖として存在してきたことを説明できません。
それは琵琶湖の成立と深い関係があります。琵琶湖は「構造湖」と呼ばれ、地殻の断層運動によって発生した湖です。琵琶湖の移動はこの断層活動によって、三重県から移動して拡大してきました。このため、土砂に埋まることなく琵琶湖が存在し続けています。
琵琶湖は毎年2~3cmは動いているとされていますが、これは平均値です。実際は地震等によって大きく動きますから、ほとんどはじっとしている状態です。
<湖底遺跡>
花折断層や琵琶湖西岸断層帯による地震が発生した場合、広く湖岸が沈下することがあります。この場合、水面としての琵琶湖は拡大します。最近、といっても去年ですが、湖底遺跡が話題になっていました。
これ以外にも痕跡である湖底遺跡は多数ありますね。
こんなわけで、数百万年後、琵琶湖と日本海が一体化することを否定はしません。
しかし、現在、三重県側から「琵琶湖を返せ」運動は起きていません。また、琵琶湖がなくなる心配は当分ありません。それよりも琵琶湖の水質保全や琵琶湖西岸地震の対策を考えましょう。
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