2009年01月09日

メイドin中国


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このブログタイトルは環境ですから、1週間に1~2回は環境に関る話をしています。不本意ですが、今日は社会環境ではなく水と食料環境のウォター フットプリントでまとめます。
話はばらばらですが、骨折した左足が痛い。術後1周年年記念記念なのですか?

最近、バーチャル ウォター(仮想水)と並び注目されているのがウォター フットプリント
似たような言葉にエコロジカル フットプリント、カーボン フットプリントがあります。ここで少し整理しましょう。

バーチャル ウォターとウォーター フットプリント>東大生産技術研究所の先生は次のように定義しています。

バーチャル ウォターは輸入物質を自国内で生産するとしたら必要になる水の量
ウォター フットプリントは輸出物質が生産するために実際に消費された水の量

バーチャル ウォターは、現実的な水資源アセスメントや、将来の食料需給の推定に利用される概念。ウォター フットプリントは、実際その国でどのくらいの量の水が使われ取水源も特定することもできる考え方です。
日本のバーチャル ウォター(VW)とウォーター フットプリント(WF)の関係は、とうもろこしと牛肉の場合、VW>WFの関係(バーチャル ウォターが多い)になります。
とうもろこしの場合はアメリカのほうが単位面積当たりの収穫量が多く、放牧された牛は牧草を食べて育ちますが、その牧草は雨水によって育ちますから。
水効率が良い国で生産したものを、水効率が悪い国が輸入するため、日本のウォーター フット プリントは、年間427億トンに対して、ヴァーチャル ウォーターは年間約627億トンと推定されています。

<地下水の利用は?>
東大生産技術研究所と国立環境研究所は、水源情報(天水、かんがい水(ダム、貯水池、ため池)を加えて、わが国のウォター フットプリントのうち、7㌫が非持続的な水源(非循環地下水(化石水))として推定しています。
この件について、研究を進めている東大の沖大幹教授は「有限な地下水がかなりの割合で使われており、これが枯れてしまうと価格高騰などにつながる恐れがある。世界の水問題が、わが国にも密接にかかわっていることをあらためて裏付けた」と話しています。(全国農業新聞引用)

<日本のウォーター フットプリントは少ない>
データは1997~2001年と古いのですが、先進国G7のうち一人当たりのウォーター フット プリント(m3/人/年)は最小、エジプトとパキスタンの中間でアメリカ・イタリアの半分以下。しかし、問題になるのが海外依存度は65㌫。食料の海外依存度60㌫と似たような数字ですね。
当然、アメリカは肉類消費が大きく工業製品の消費レベルが高い。
意外に、一人当たりのウォーター フット プリントの高い数値を示しているのがタイ。内訳をみるとタイは農産物(自給)の数値が大きく、農業生産効率が低いと思われます。

水・食糧・エネルギーの3者をひとつとして考える新しい指標がどんどん出てきます。
Posted by 西日本技術の環境調査員 at 09:28 │Comments( 0 )TrackBack( 0 ) 環境

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