『ゆるキャラまつり』の見損ない人

西日本技術の環境調査員

2010年10月31日 07:28




全国区となった「ゆるキャラまつりin彦根きぐるみサミット」は先週の土・日曜日、主催者発表7万5,000人の集客という大盛況のうちに2日間の幕を閉じました。

今回参加したゆるキャラは170体、海外からも2ヶ国参加があったそうです。

おじさんも孫を連れて見物に行きたいと思っていましたが、丁度旅行と重なったため当日は彦根ではなく但馬地方の城崎温泉にいました。
 
城崎にはおじさん6人組で行きましたが、外湯めぐりと温泉情緒を満喫し、翌朝は定番の城崎ロープウェーで町を一望し、午後3時まで城崎に滞在しました。

『そうだ城崎まで来たので玄武洞の「玄さん」に会いに行こう。』私が発案したのは良かったのですが城崎温泉駅から玄武洞まで片道4㎞、交通の便は駅前のレンタサイクル利用しかも上り坂有りと聞いて意気消沈、参加者は若干1名。

結局2人だけで行くことになり、残りは足湯につかってビールを飲んで荷物の番をしていただくことになりました。


玄武岩むき出しの玄武洞は国の天然記念物、世界的にも山陰海岸ジオパークに指定された必見の場所です。

160万年前に溶岩が固まったと言われる柱状節理の洞窟は圧巻です。

ここで「玄さん」を探したが何処にもいません。それもそのはず『玄さん』は当日、前記の『彦根ゆるキャラ祭り』参加で旅行中でした。

せめてもの記念にと偽者「玄さん」を写真に収め、おばあちゃんが売っていたキーホルダーを買いました。




ここで知らない人のために「玄さん」のプロフィールを紹介しておきます。

推定年齢160万歳、ねじり鉢巻に口ひげ、腹巻に法被を着た石工姿です。

「玄さん」と言えばCRパチンコ「大工の玄さん」がイメージされますが、玄武洞の玄さんはそんな柔な人ではありません。玄武岩独特の柱状節理の岩をスパッと切ったような六角形の男らしい顔立です。

昨年11月登場で一躍人気者に、そこで、地元の人に人気振りを聞いたところ打倒『ひこにやん』が目標とのことでした。

個人的にはゆるキャラとしては少し固めで、とても『ひこにやん』を追い越すのは無理かとも思いました。 

今回は『玄さん』に会えずじまいで多少心残りでしたが、レンタサイクルに乗って帰りの道すがら、上空に突然大型鳥類「コウノトリ」が二羽現れ旋回したときにはびっくりし、大変感動でした。

 

                   総務部 日曜レギュラーおじさん


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