超写実主義

西日本技術の環境調査員

2011年06月11日 07:28




テレビのドキュメンタリー番組で、超写実主義という言葉を知りました。

絵画のひとつのジャンル、もしくは技法ということになるのでしょうか。

簡単言うと、限りなくリアルに描くということです。

静物画では、対象物を眺め、観察し、立体を平面に置き換える作業なのでまだ理解はできます。

しかし、人物や風景画では、写真を参考にして、精緻な絵を描くというのが理解できません。

結局のところ、平面を平面に置き換えているのだから、写し絵でしかないような気がします。

感想も「すごい!写真みたいですね」になってしまいます。

機械工作の職人〔達人〕が、機械より精度において優れているというぐらいに、

カメラの技術と競い合うのなら、立体を目でみて勝負しないと意味がないような気がします。

印象派は、光と影を表現するのに、新しい技法を生み出し、それが、テレビや印刷の技術に利用されています。

3次元もしくは時間を含めた4次元を人間の感性という変換器を通して如何にして2次元の中に表現するかが絵画や写真だとおもっていたのですが・・・・・。

しかしながら、写真かと見紛う技術は一見の価値があります。

写実絵画専門の美術館もあるようです。


                                                ちょい(悪)おやじ

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