2008年07月24日
消防士に助けてもらう
京都サンガの北京五輪代表DF水本裕貴(出生は伊勢市)が母校の松阪市にある三重高校へ。「出るからにはメダルを取りたい。金メダルを目標にやる」と宣言。「三重県の代表として頑張りたいです」と、“三重魂”を、夏の北京で戦う武器にすると伝えています。
私の会社には草津市にある本社のほか、三重(津市)、大阪(中央区)、神戸(中央区)等に事務所や営業所があります。滋賀県内にも高島(新旭)、甲賀(水口)にも営業所があります。今の勤務は滋賀ですが、三重や大阪の事務所勤務の時期もありました。今日はサンガ水元の故郷である三重事務所に勤務していたときの話。
<新聞記事に>
津市に単身赴任して約1が月。会社やアパート住まいに慣れた頃、リビングのドアがバタンと閉まって部屋から出られず。その時、風呂を沸かしているが、鍵が壊れていて部屋から出られず、火を止めに行けない。鍵を開けようと苦闘すること2時間。大家さんは近くにいるけど、電話番号は知らないし、名前は覚えていない。仕方なく、携帯電話で119番。
「風呂が沸騰してきました」
「場所は?」、「アパートの名前は?」、「大家さんは?」
「えーと?????」(アパートの契約書は会社の机の中)
「近くの目印は?」
「百貨店とNTT」
こんなやり取りが10分間。
風呂はボコボコと音を立てて沸騰している。そして暑い蒸気が部屋の中へ入ってくる。
待つことしばし、携帯電話が鳴る
「消防車が見えますか?」
「見えません」
「これからサイレンを鳴らしますから、方向を教えてください」
「ウー ウー ウー」
「ごく近くです」
「わかりました」
約30秒後、ドアをドンドン叩く音。再び、携帯電話が鳴る。
「この部屋ですか?」
「そうです」
バールで外部の鍵を壊す音。7~8人の消防士がドヤドヤと入ってきて、今度はリビングのドアを壊す音。
「大丈夫ですか?」
一方、若い消防士が風呂の火を止めに入る。
「熱い~~~」(風呂は大沸騰、全ての部屋が熱風に包まれている)
みんな熱風で汗だく。私の手には携帯電話。
1週間ほどたった後、中日新聞の三重版を見た社員から「これ、あんた違う」。囲み記事の内容は「(自分の住んでいる)住所も知らない、(あほな)人から『助けて~』と手に携帯電話」でした。
消防士のみなさん、ご迷惑をおかけしました。改めて、おわび申し上げます。
なお、次の日、風呂は沸かさなくても冷めて適温になっていました。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:31
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