このブログが誕生して6ヶ月たちました。ご愛読ありがとうございます。今日は、このブログがいつ終了するかの予想ではなく、私たち日本人が「何年生きられるか」と「滋賀県の市町別平均寿命」を見てみましょう。

＜平均余命＞
厚生労働省から平成19年度の資料を基にした「簡易生命表」が発表されています。簡易生命表は表１に示していますが、例えば、現在30歳の男とした場合、あと49.99年生きるというものです。当然、統計資料によって作られたものですから、個人差はあります。この「簡易生命表」は保健福祉水準を総合的に示す指標として用いられています。自分の年齢と余命を見て、将来設計にお役立てください。私の場合、喫煙、飲酒等のマイナス要因があるので、平均寿命以下を自覚しています。
なお、｢簡易生命表」は、推計人口による日本人人口や人口動態統計月報年計（概数）をもとに毎年作成されます。これに対して「完全生命表」があり、国勢調査による日本人人口（確定数）や人口動態統計（確定数）をもとに５年ごとに作成されています。

表１　主な年齢の平均余命
年齢 　　　男 　　　　　女

0歳 　　　79.19 　　　85.99
5　 　　　74.48 　　　81.27
10 　　　69.52 　　　76.30
15 　　　64.56 　　　71.33
20 　　　59.66 　　　66.39
25 　　　54.82 　　　61.48
30 　　　49.99 　　　56.57
35 　　　45.17 　　　51.68
40 　　　40.40 　　　46.82
45 　　　35.72 　　　42.01
50 　　　31.15 　　　37.27
55 　　　26.73 　　　32.62
60 　　　22.54 　　　28.06
65 　　　18.56 　　　23.59
70 　　　14.80 　　　19.25
75 　　　11.40 　　　15.16
80 　　　8.50 　　　　11.42
85 　　　6.16 　　　　8.20
90 　　　4.40 　　　　5.72
95 　　　3.19 　　　　3.97
100 　　2.34 　　　　2.75

＜市町別平均寿命＞
もうひとつの統計資料を見ましょう。表2は滋賀県市町別の平均寿命です。全国平均よりも滋賀県民は長生きです。県内では男女ともに守山市が最も長寿の町となっています。また、守山市から南の栗東市、草津市、大津市も長寿の傾向を示しています。
自分の住んでいる市町はどうですか？詳しく分析したことはありませんが、医療体制、平均気温、所得等について相関性を求めると、ある程度の傾向が出てくるのではないかと思われます。
ここでひとつ提案。市町村合併で東近江市、高島市、甲賀市等がまとめて発表されています。全国の統計ですから、これで良いのですが、市民の保健福祉水準を総合的に示す指標と位置付けられている指標ですから、旧町単位で市民に発表し、政策に反映されたらいかがですか？これがきめ細かい行政ですよ。

表2　　市町別平均寿命
市町 　　　　　　　男　　　　　女
滋賀県 　　　　　　　79.6　　86.2
全国 　　　　　　　　 78.8　　85.8　
　大津市　　　　　 　80.1 　86.2
　彦根市　　　　　 　79.3 　85.7
　長浜市　　　　　 　79.1 　86.4
　近江八幡市　　　 79.3 　85.7
　草津市　　　　　 　80.3 　86.3
　守山市　　　　　 　80.5 　86.4
　栗東市　　　　　 　80.1 　86.2
　甲賀市　　　　　 　79.2 　86.3
　野洲市　　　　　 　79.8 　86.3
　湖南市　　　　　 　79.3 　86.6
　高島市　　　　　 　78.7 　86.3
　東近江市　　　　　79.3 　86.2
　米原市　　　　　 　79.4　 86.6
安土町　　　　　 　　79.3 　85.9
日野町　　　　　 　　79.1 　86.1
竜王町　　　　　 　　79.0 　86.3
愛荘町　　　　　 　　78.6 　85.6
豊郷町　　　　　 　　79.0 　86.3
甲良町　　　　　 　　78.4 　85.6
多賀町　　　　　 　　79.0 　85.2
虎姫町　　　　　 　　78.2 　85.9
湖北町　　　　　 　　79.0 　85.9
高月町　　　　　 　　79.4 　86.1
木之本町　　　　 　 78.7 　86.0
余呉町　　　　　 　　79.0 　85.5
西浅井町　　　　 　 79.3 　85.4