2009年04月17日
前祝!草津市人口12万人突破
断っておきますが、草津市の人口が12万人を突破したという正式なものではありません。近いうちに、そして確実に人口12万人突破しますから、前祝ということです。マスコミが発表する前に分析しておきましょう。
今日の写真は、さらに大きくなるという意味で「クマタカの幼鳥」。
草津市の人口は3月31日現在、119,543人。昨年の同日は117,869人ですから、1年間で1,674人の人口増加。なお、人口は「住民基本台帳登録者」と「外国人登録者」の合計で表します。
昨年の3月は117,869人、同4月は118,365人。1ヶ月で496人増加しています。この要因は転勤、入学の効果が大きいと考えられます。
したがって、119,543+496=12万人突破の図式です。ただし、経済状況等の変化で多少の遅れが発生するかもしれません。
<男性が女性よりも多い>
日本の人口は3月1日現在、1億2,759万人。内訳は男性6,219万人、女性6,540万人。滋賀県の人口は140.1万人。内訳は男性69.3万人、女性70.8万人。
基本は「男性よりも女性の人口が多い」。
しかし、草津市の内訳を見ると男性60,197人、女性59,346人。なんと男性の人口のほうが多い。女性よりも男性が多い都市は、草津市の他に栗東市、湖南市、蒲生郡が揚げられます。これらの都市・地域の共通点は工場群があること。
<女性が長生き>
草津市の年齢別人口を見ましょう。0歳から49歳まですべての階層で男性人口が女性人口を上回ります。とりわけ、20~24歳では1,000人以上の差がつきます。この要因は大学生。
女性人口が男性人口を上回る階層は50~54歳から。85~89歳では男性人口は女性人口の1/3に激減、90~94歳は1/4、95~99歳は1/5になります。悲しい男の寿命です。
なお、100歳以上の超長寿の方は25人。
<最も多い世代は?>
団塊の世代を上回る世代は35~39歳と30~34歳の働き盛り階層。一般的に人口ピラミッドは団塊世代と団塊ジュニアの二つのピークを示しますが、団塊ジュニアが団塊世代を上回ることはきわめて稀です。
<30年後の草津市は>
団塊シニア(ジュニア)というおじいさんとおばあさんの街になります。
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
1
) │
滋賀
この記事へのコメント
この数字を見ると草津は名実共に滋賀県の二番目の街に成長しましたね。不況の昨今ですが将来的に見ても湖南地区はまだ人口増加が見込める地区なので大津市の後ろ姿を見えるのも近いかも?
Posted by ESTIMA X at 2009年04月17日 07:36