2009年06月24日

新聞がなくなる!


先日、東京の町田市に住む友人と電話で話していると「新聞取るのやめた」。新聞は通勤時、日本経済新聞、スポーツ新聞など気が向いたときに駅の売店で購入すると。
そのほか、周辺には「新聞?取るのは止めました。でも、近くの喫茶店で毎日読んでいますよ」という人も増えています。

この傾向に決定的な動きが。
新聞販売店の主な収入源は折り込みチラシですから新聞社だけではなく、この動きで新聞販売店にも大きな影響が出そう。
そして、朝日新聞の夏のボーナスは4割削減をはじめ、大手新聞社のボーナス削減のニュースが。

<番組表無料宅配サービス>
町田市に住む友人の話では、新聞をやめた大きな理由は、リクルートが行なっている「タウンマーケット無料宅配サービス」。1週間分16ページのテレビ番組表、スーパー・家電量販店のチラシ1週間分まとめて、毎週金曜日にクロネコメール便で無料宅配するというサービス。無料サービスを可能にしているのはスーパー・家電量販店のチラシ配布の手数料。

<読者のメリット>
テレビ番組表が無料だけではなく、チラシは先行して入手するので、週末の買い物計画が楽チン。
古紙回収に出す量が少なくなり省資源に協力。

<さらに拡大>
昨年春から実施されている東京都町田市、神奈川県相模原市に続き、今年1月には横浜市、川崎市に拡大、5月からは東京都世田谷区、中野区、杉並区、目黒区、品川区、大田区でサービスを開始。

<関西上陸はまだですが>
このリクルートの新事業はフィジビリティスタディ(事業化調査)段階といわれています。しかし、テレビ番組、特売チラシ、スポーツの結果しか見ない我が家を考えると新聞の必要性は低い。もし、関西に「タウンマーケット無料宅配サービス」が上陸すれば、確実に多数の人が流れるでしょう。

<新聞社はピンチ>
産経新聞は既に夕刊を廃止していますし、日経、朝日は1行15文字から11文字へと文字を大きくしたことから、出稿量は27%減少。広告は約20㌫減少し、新聞記者は余る。「新聞はデパートと同じ凋落の道へ」と説明する方もいます。
世界的に見ると新聞の廃刊は当たり前。

<グーグルのCEO(最高経営責任者)は>
多くの情報は、気の向くままインターネットで読むことはできます。しかし、グーグルのCEO(最高経営責任者)がニューヨーク・タイムズに語った記事では「(情報源として信頼され、読者が頼りにする)ジャーナリズムのブランドが消滅したら、ネットは早期に無益な情報の掃きだめと化すだろう」という言葉を忘れてはいけません。

タグ :新聞

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 食べ物
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