2009年05月15日
ハマヒルガオと天女伝説
昨日の京都新聞に載っていた『琵琶湖ハマヒルガオ独自に進化 京大准教授研究「天然記念物級」』は非常に興味深い記事。琵琶湖岸のハマヒルガオは海浜性ということは知られていましたが、DNAで独自性もきっちり解析。記事はこちら→
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051400026&genre=H1&area=S00
重要な箇所を新聞から引用します。
「琵琶湖は400万年前にいまの三重県上野盆地に形成され、形を変えながら北上して今の位置に至ったとされる。今回の研究では、湖岸のハマヒルガオはこの歴史の中で海から琵琶湖に入り込み、内陸部に封じ込められたまま独自に進化しつつあると結論づけた」
<ハマヒルガオだけではない>
海浜植物は記事に出ていたハマヒルガオ、ハマゴウ、ハマエンドウだけではありません。他にもタチスズシロソウ、ハマダイコンっていうのも海浜植物。
琵琶湖八景のひとつ『「涼風」雄松崎の白汀』に代表される「松」。
ここの松は「琵琶湖周航の歌」で「松は緑に砂白き……」と歌われています。
特に、高島市の今津浜からマキノの湖岸に生息する松は、雰囲気から見ても海洋性。静岡市清水区の三保の松原に少し似ていると思いませんか?
三保の松原と言えば「天女」
<天女伝説>
三保の松原の「羽衣伝説」に近い話が琵琶湖にもたくさん存在します。琵琶湖の場合は天女が3人。琵琶湖に舞い降り、松の枝に羽衣を掛けて水浴びをしている目撃情報。
早速、芸能レポーターの井上公造さんに聞いてみましょう。
A「天女が3人ですが、一人は離婚した藤原紀香、一人は4月にTBSから独立した小林麻耶、もう一人は吉本興業の山田花子にそれぞれ似ていると情報が入っています」
Q「羽衣はどこで作られているのですか?」
A「最初は堅田の東洋紡の研究所と思ったのですが、どうも石山の東レのようです。しかし、早く空に帰ることができる山本化学工業も人気です」
Q「天女が空へ帰るとき、何か持って帰りますか?」
A「琵琶湖の魚。特に縦じまの青ラインが入ったブルーギルが好きなようです。天女のアイラインはブルーギルの青を原料にして、外来魚駆除にも協力しています」
Q「その他の情報は?」
A「ヤフーの知恵袋では800万画素のデジカメで天女を盗撮したら、法に触れるのかという質問も出されています」
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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