2010年09月12日
『秋』のたより
最近の猛暑はこのまま日本は熱帯性気候になってしまうのではないか?
と思わせるような熱波が続きました。
この猛暑は動植物の生態系にも多大の影響を与えているようです。
マイナスイメージばかりの今年の猛暑ですが、この暑さがプラスになったと思われるのに果物のでき具合があります。
今年はメロンを始め、スイカ、ブドウ等の果物の甘味が強いように感じます。
とりわけ、桃やスイカも例年に無く美味しい気がします。
お米も豊作とか?
さて、秋といえば梨、栗、松茸がすぐ頭に浮かびますが、毎年鳥取の友人から頂いている二十世紀梨が早くも手元に届きました。
荷物の封を開けると黄緑色の梨が行儀良く並んでいます。早速かぶりつきました。
みずみずしくそしてシャキシャキ感、味のほうも抜群です。
いつも送ってくれる友人の穏やかな顔が浮かびます。
二十世紀梨といえば鳥取県原産と思いきや、最初に発見されたのは今から122年前に千葉県松戸市で偶然に見つかったそうです。
そして、その容姿、色から新世紀(20世紀)における代表的な品種になるであろうと観測と願望を込めて20世紀と命名されたそうです。
勿論その後鳥取県のブランドとして全国にひろまり 、今では収穫高は日本一そして全国シェアの48%が鳥取県産だそうです。
思い起こせば、長十郎梨の茶色に比べ果皮が美しい黄緑色、ほんのり甘くみずみずしい20世紀梨は、緑色した宝石のようなマスカットと並んで幼きころ母親が食べさせてくれた思い出の一品でもあります。
今年も甘味溢れる20世紀梨をいただけることに感謝。
総務部 日曜レギュラーおじさん
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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