2010年10月13日
姉川の密林
昨今の歴史ブームに影響されて、近江が舞台となった合戦の一つ「姉川古戦場跡」に来ました。
「姉川の戦い」の戦況については詳しくありませんが、この「姉川の戦い」で激戦となったのが、今から540年前の西暦1570年8月9日、現在姉川に架かる野村橋付近とされています。
この付近の姉川は、中流域にあたり周辺は概ね平坦で田畑が広がっており、川幅が200m弱で高さ5m程の堤防が築かれています。
<野村橋右岸側の案内板>
川辺はと言いますと、草木が繁茂し放題の時期でもありますが、付近一帯はブッシュで覆われた感じの密林でこれは生物に優しい自然豊かな川になるのでしょうか。
ここに来るまでは渡れるのであればと思っていましたが、流れる水は透明でありますが、これを掻き分けて渡る勇気はありませんでした。
<野村橋周辺の姉川>
昔は上流にダムができるまでは頻繁に洪水に見舞われて河辺の木はあまり生えておらず、また低木を含めて燃料用に伐採されていたようでもあります。合戦では一進一退であったとされていることもあり、当時は立派な堤防はなく、川への接近はもっと容易で、荒涼とした河原が広がっていたものと思います。
周辺には「姉川の戦い」に関する多くの案内表示板が立っており、その地点の主なエピソードが紹介されています。当地で周りを確認しながら見ると臨場感が沸いてきます。来年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」が「竜馬伝」と同様に、ここ長浜市も盛り上がることでしょう。
<周辺の沿道等に案内板が立つ>
技術課 無駄骨遣い
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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観光