2010年10月24日

 幻の『新そば』

 幻の『新そば』

秋本番、「そば」の花が満開と聞いて先週滋賀県高島市にある箱館山スキー場のふもとの「そば畑」に足を運びました。

あれ、『そば』はこの時期には収穫して「新そば」が出回る時期のはず。疑問を抱えつつも箱館山を目指しました。お断りしておきますが行き先は北海道の函館山では決してございません。

「そば」と言えば全国的に「信州そば」が名声を博していますが、聞くところによると我が滋賀県は「そばの発祥地」で、伊吹山の山麓で作られていた「そば」が全国に広がったと言われています。この地では一時期「そば畑」が消えていたようですが今又復活し、伊吹山麓のお食事処『伊吹野そば』は年中この「伊吹そば」が楽しめる観光スポットとしてにぎわっています。確かにいつ行っても観光客の行列が出来るほど美味しい「そば」ですが、幻の「そば」ではありません。

冒頭の箱館山の『そば』は「伊吹そば」とは違います。琵琶湖を挟んで対岸の高島市で栽培されている「そば」です。この「そば」を食するには毎年12/10から翌年3/10間のみ箱館山スキー場入り口に位置する「元祖箱館山そば鴫野」と言うお店でしか味わえない期間限定の「新そば」です。当地で栽培されている「箱館そば」のみを使用していますので国産100パーセント疑いの余地は微塵も有りません。しかも晩秋の霜の降りるころ収穫されるそばの実が臼挽きされ、甘みと香りたっぷりです。そして何といってもそばのお値段が廉価です。「そば」に1,000円以上の舌代を表示している都会のそばやとは大違いです。飾り気の無いお店ですが、美味しい「そば」を提供しようと、額に汗して働いている店主とお店の方に頭が下がります。

ところで、「新そば」の定義はその年に収穫されたそば粉を使用して年内に食べることが出来る「そば」のことを総称するそうです。したがって北海道では9月にはすでに「新そば」を食することが出来るわけです。「信州そば」も今「新そば」が出回っています。 

 幻の『新そば』
幻の『新そば』は12/10解禁です。

そば好きの貴方一度『鴫野』に足をお運びあれ。

 




                                総務部 日曜レギュラーおじさん

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 食べ物
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