2011年01月30日

 『馬刺し』と『からし蓮根』

日本人のマグロ好きは世界でもつとに有名ですが、新年早々築地市場の初せりでは、大間で捕れた340キロを超えるマグロに3,249万円の値がついたのには驚きでした。

買手は東京の有名すし店と香港の業者が共同購入とのことで、ついた値段は過去の記録更新とのこと。庶民からすると破格の値段、なんだか意地の張り合いでせり落としたような感じがしないでもありません。

件のマグロ、すしとして注文すると、一貫1,300円。店主いわくこれでも赤字とのこと、一口で1,300円決して食べたいとは思いませんが、本当に日本人はマグロに目がありませんね。

とりわけクロマグロは日本人が食べ過ぎて資源枯渇か何とかで鯨の捕獲と合わせて世界中の非難の的になっています。

そこまで目くじらたてなくてもと日本人の多くは思っていることでしょうが、しかし捕りすぎはアホウドリのようにやがて種の保存に重大な影響を与えることになるのでほどほどにしなければならないと思います。

 『馬刺し』と『からし蓮根』マグロも鯨も刺身が美味しいですがそれより美味しいのが『馬刺し』です。
一度口にした人十人中十人が日本一と唸るのが本場熊本の『栗山商会の馬刺し』です。

原産地はカナダ産が主流ですが肥育は肥後熊本育ちです。独自の飼育方法の馬刺しは通を唸らせる味です。

馬の油は牛と違って油脂の融点が低く、口の中でとろけます。おまけにコレステロールを下げる効果まであります。

そして何といっても抜群の旨みがあります。マグロのように魚臭さは決してありません。
玉ねぎ、あさつき、おろしたニンニク、土しょうがを添えて賞味すれば味が一層引き立つこと請合いです。

今年は馬刺しに加えてからし蓮根も食卓に並びました。
 『馬刺し』と『からし蓮根』


 『馬刺し』と『からし蓮根』
焼酎はこれまた熊本の秘酒神話「女王の囁き」、芋にもかかわらず癖が全くありません。

熊本づくしに大満足です。

最後に一言、熊本の栗山商会の『馬刺し』はほんなこつ旨か。 



                     日曜レギュラーおじさん

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 食べ物
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