2011年02月02日
消防団
2年前から消防団に参加しています。
消防団員は非常勤の特別職地方公務員であり、所属地域の火災、事故、災害に対して24時間体制?で対応する市民の生命と財産を守る崇高なボランティア活動です。
私の住んでいる地域にはいくつかの町内会があり、それぞれ10名ずつ登録されています。
始めはあまり入団に意欲的でなかったのですが、住んでいる処がまさに江戸時代くらいのお付き合いが要求される田舎で簡単に断れるはずも無く・・・
いまでは「入団するとき5年でいいから」と言いましたよね?と聞き返してもニコリとされるだけ。
完全にダマされてます!?
入団してからはっきりわかったのですが、どうやら簡単にやめられそうな状況にないのです。町内に意外と次の世代の若者がいない。(京都駅まで30分圏内の町なのに)
結局、私が入団してから、当町内会において新入団はいません。(毎年2名の新入団員がいないと5年ではやめられない)
もう、定員減らすとか新入団者には契約金を支払うとかいうもあながち冗談ではないのかもしれません。
でも、これは日本中で似たような状況なのでしょうが・・・
グチはさておき、普段消防団は何しているのかといえば、地域によっては違うのでしょうが当消防団では月の2回サイレン鳴らし(夜にサイレンが鳴る。)
ドキュメント映像の空襲警報みたいな音?当地域ではケンミンSHOWレベルの常識)、消防車を運転してパトロール。
他には消防署での研修(敬礼等の諸動作・小型ポンプの操作法等)
地域の祭事への協力(消防と全く関係ない警備です、ちなみに町内には交通安全協会というボランティア活動もあります→若者のスカウト合戦であまり仲良くない?)
市民運動会への参加(運動会のハイライト種目 小型ポンプ競争 各町内会対抗なのでものすごいプレッシャー。来年まで去年は・・・と言われ続けます。)
あとは出初式(寒いです)・年末警戒(寒いです)・火災予防運動(防災グッズ営業?みたいなの)があります。
それから消防団との交流(ソフトボール大会)等々
とにかく年中、結構忙しいです。
極めつけは消防団の甲子園ともささやかれるポンプ車操法大会の選手に選ばれることで、選ばれたら最後、地獄の猛特訓が待ってます。(決して大げさではありません。)
選ばれなかった者もサポート要員として参加します。(練習用の消防ホースをひたすら「かたつむり巻き」します。)
しかし、たまには良い事もあります。
これはお酒を飲めない人にとってはつらいのですが、消防団員の仲間で飲んだりする機会は結構あります。
またお金を積み立てて研修旅行?に行ったりもします。
まあそれくらいなのですが・・・
最近は使命感とあきらめ少々な気分で、頑張ろうかなと考える日々です。
こんな活動ですが皆さんの地域で入団の機会があればぜひともご参加頂きたいものです。
(たぶんそう簡単には途中で抜けられませんが・・・)
環境技術課:トレーダー:ジョーンズ
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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) │
暮らし
この記事へのコメント
グローバル化に伴う競争の激化を勝ち抜くために、毎日残業の毎日です。正直、消防団に入ることは難しいです
Posted by 市村 at 2011年02月13日 01:29