2011年04月30日
ポンパ君
むかし、むかし、反応の鈍い人のことを蛍光灯と揶揄したらしいです。
僕が子どもの頃の蛍光灯は、もう十分反応は早かったと思います。
それよりもじれったかったのは、真空管、ブラウン管。
お楽しみの番組がもう始まっているのに声しか聞こえない。
テレビの立ち上がりの遅さにイライラしたものです。
カラーテレビになって、待機電力を使いすぐに画面が映るようになったのには感動しました。
ネーミングも分かりやすい「ポンパ」
でも、反応のいい人を「ポンパ君」と呼ぶことはなかったようです。
近頃では、ブラウン管も姿を消し、液晶やプラズマに変わり、2011年 7月にはアナログ放送も終了します。
中身のない薄っぺらな人を「液晶君」と呼んだり、0,1,0,1,0,1だけの割り切りタイプの人を「デジタル君」と言ったりもしなかったようです。
ファジーなんて言葉がもてはやされたのは、もはや遠い昔のような気がします。
自己アピールの強い押し出型タイプで、さらにつかみどころのない人を 「3Dな人」 なんて呼ぶこともないのでしょうね。
トイレの100Wより昼行灯
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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