2011年05月20日
<何かが.......足りない?>
人は、<何かが.......足りない?>と、不安、不満と言った感情が湧いてくる。
老子の言葉で、
「大道廃れて仁義有り」
という言葉があるが、
解すると、
「人の道理が自然に行われていた昔は、仁義という人為的な道徳は必要なかった。
世の道理が失われたから、仁義をことさらに唱える必要が生じたのである。」
人が集まって、何かを作り上げたり、成し遂げようとするときに欠かせないものの一つが“仁義”であると思う。
“仁義”とは、
1 仁と義。儒教道徳の根本理念。
2 道徳上守るべき筋道。
3 他人に対して欠かせない礼儀上の務め。
4 《「辞宜(じんぎ)」からか》ばくち打ち・香具師(やし)などの仲間の道徳・おきて。また、その仲間内で行われる初対面のあいさつ。
といくつかの意味があるが、いつの時代からか社会の中では、他人の言動や行動に関心を持たなかったり(無関心)、相手の立場に立った考え方が出来ない(オレオレ主義)人が増え、他人に対して欠かせない礼儀上の務めが無くなりつつある。
世の中に便利なツールがあふれて、人と接する機会が少なくなっても、決して無くしてはならないものはある。
今一度、「何が......足りない?」か、自分を見つめ直す必要があるのかも..........?
上水道課:毛深いひざ
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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