2011年08月31日
不明水
下水管路施設には、本来下水道が受け入れるべき汚水のほかに不明水が流入することがあります。
不明水には、雨天時浸入水、地下水浸入水、その他の3つがあり下水管路への浸入経路、発生原因の違いで区分されています。
この不明水が増加すると維持管理費の増大等さまざまな問題を引き起こし、これらを放置しておくと汚水の溢水、道路陥没等の社会的な大きい問題に発展する可能性があります。
したがって実態を正確に把握したうえで過剰な浸入水がある場合は迅速な防止対策を講じなければなりません。
今日は弊社で不明水調査を行った際、地下水浸入水が判明したマンホールと、その止水対策事例を紹介します。
不明水の浸入経路
排水設備内のマンホールを確認すると
パイプから出ているように見えますがパイプの下から地下水侵入水が流れ込んでいました。
汚水を止められる時間が限られているので光硬化型のシートライニング工法を採用しました。
可視光線を照射して30分程度で固まります。その後トップコート仕上げをして終了です。
技術課:ただいま減量中
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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下水道