2011年11月26日
「メンソレータム」と「メンターム」
風が冷たくなってきました。
これからは、欠かせない代物です。
唇がカサカサの時は、リップスティックのお世話になっています。
あなたは、「メンソレータム」派?それとも「メンターム」派ですか?
え!違うの?と驚かれる方もいたりして。
名称・外装ともに酷似。
まあ、どちらも中身は「ワセリン」ですけど。
もともと「メンソレータム」は、かの有名な建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによって近江八幡市に創業された「近江セールズ株式会社」(後に現「近江兄弟社」に社名変更)が米国の「メンソレータム社」のライセンスを保有し、製造・販売していたようです。
ところがヴォーリズが亡くなってから「近江兄弟社」が経営破綻し、ロート製薬にライセンスが移動したことから「メンソレータム」はロート製薬の商品となったようです。
その後、「近江兄弟社」は大鵬薬品工業の支援を受け、以前、商標登録済みであった「メンターム」を自社ブランドとして立ち上げ、今日に至っているようです。
なかなか歴史がある話ですね。
ならば、歴史があるということで、この「ワセリン」建築家を帰化した米国人として「大河ドラマ」にしたらどうでしょうか?
英語教師として来日し、「キリスト教の伝道」とともに、日本の家庭に広く「メンソレータム」を普及させたばかりか、多くの建築物の設計も手がけ、さらには、病院や学校の経営等、幅広い事業を展開した米国人。
明治・大正・昭和の時代を駆け抜けた「青い目の近江商人」。
設計した建築物も多数現存することからロケ地には事欠かないことでしょう。
みなさん、いかがですか?
「江」の後は「建築家・一柳米来留」(ひとつやなぎめれる)で。
やはり、かなり無理がありますね。残念。
蛇足
その昔の「フォークの神様」も「近江兄弟社中学校」在学中には、必ず「メンソレータム」を塗っていたことでしょう。
今は「♪焼酎あおる」前に「メンソレータム」それとも「メンターム」かな?
「岡林さん、どっち?」
隣の鶴瓶さん
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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