2011年12月26日
「日本海と牡蠣」
先日、我社の主たる業務である水質検査のために採水に行きました。
場所は、京都府北部の最も西側になる「久美浜町(京丹後市)」、北に日本海を望み、車で西に進めば兵庫県豊岡市となります。
この地域のこの季節では、『弁当忘れても傘忘れるな』と言われます。
曇天、雨、みぞれ、あられ、雪、何でもありの変わりやすい天気なので、こんな格言があるようで、一度聞いたら忘れられないようなインパクトは、「注意一秒、ケガ一生」と同等か、もしくはそれ以上のような気がします。
その久美浜湾・日本海に囲まれた風光明媚な素晴らしいところで、日本海の幸・久美浜湾の幸、緑豊かな山の幸(猪、鹿等?)、さらには温泉等々、美味しく新鮮な食材が数多くあり癒されるところです。
そこには、冬の味覚の「かに」ではなくて、「牡蠣」があります。
久美浜湾のカキ
昭和18年から始められた久美浜湾での牡蠣(カキ)養殖は、数々の試行錯誤により約15年の歳月を経て完成し、昭和35年頃より地元の漁業者が中心となりカキ養殖の事業規模が拡大して現在に至ります。
テレビなどの報道では、ロープに絡めた種牡蠣(たねがき)を筏から吊すだけで勝手に育つように思っていましたが、「とんでもない!」カキの成長時期により水深を変えることで水温を調整するなど目に見えない努力があるようです。
また、牡蠣(カキ)は元々「海のミルク」と呼ばれる程、ミネラルが豊富なのが特徴でこの時期に食べてみてはいかがですか?
そこで、食べた後には・・・・
この「殻」が、右側の写真のように
山のように積み重ねてありました。
一体、何個分の「殻」
何か、利用方法は無いものか?
以前には、殻による水質浄化作用
の話も聞きましたが・・・
ま~、お腹が痛くならない程度に食して、来年も頑張りましょう。
「笑う門には福来る」
丹波人
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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