2008年03月20日
初めの一歩(看護師は忙しい)

<看護師への愚痴>
患者は自分の病状への心配も大きく、入院生活も不自由なもので就寝時間、食事、入浴等いろいろと制約を受けます。そこで、接する時間の一番長い看護師に八つ当たりする患者が多いのは事実です。
昨年の暮れ、骨折の再手術の際、病室でよく聞いた看護師への愚痴はこのようなものです。
「設備が悪い」
「飯がまずい」
「ナースコールを押しても、すぐ来ない」
「注射がへた」
確かに入院先のトイレ、浴室の設備は悪かった。改修直後なのに車椅子が入らないトイレ。入浴したとき、設置位置が高すぎて、車椅子から手が届かないシャワー。設計した素人建築士と病院の工事担当のミス。看護師の責任ではありません。
塩分を抜いた食事はほんとうにまずいらしいのですが、飯のまずさは看護師と関係ありません。患者にとっては自分のためです。
ナースコールを押してもすぐ来られないのは、看護師は他の患者を診ていることもあるので、いつでもスタンバイではありません。
何回も注射を打っている血管に注射を打つのは技術が必要です。これは看護師さんスキルを上げてください。
患者の愚痴を聞くのも看護師の仕事のひとつでしょうが、患者もあまりワガママを言わないように。
<看護師大移動>
前回、入院していたとき、元気に働いていた看護師が多数消えていた。看護師の勤務体系は複雑で長い労働時間。今日は、朝から仕事をしているかと思うと、夜中も仕事をしている。
理由は京大病院とはじめとする国公立の病院へ転職。看護師不足は知っていたが、やはり待遇の良いところへ流れるのが自然の摂理。医師不足に加え、看護師も不足しています。看護師さん、がんばって!
Posted by
西日本技術の環境調査員
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