2008年04月14日

アジアの米騒動

アジアの米騒動
昨年の暮れ、正月用にお餅を買いに行くと、どのメーカーも「10%増量」のラベル印刷。今年に入ってからも、スーパーの特売品は米が多い。日本では米余り現象が起きているので、小麦は値上がりしても米は安い。もっとも国際比較すると、日本の米は飛びぬけて高い。

米の最大の輸出国タイ、2番目のベトナム、輸入(国)の香港、フィリピン、シンガポールではちょっとした米騒動が起きている。米の価格は1年間で70%近く上昇。原因は世界的な穀物価格の高騰と売り惜しみ。生産者から見ると燃料費や肥料の高騰で恩恵はない。

<タイ>
米の大産地タイでは米泥棒が横行。10年以上前、日本でも米不足があって同じような感じでしたね。

<フィリピン>
タイやベトナムから米を輸入しているフィリピンのマニラではプラカードを持って、米よこせデモが行われたり、食堂では米の量を半分にして客に提供にしたり、かなり深刻なようです。このため、政府は米をため込む悪徳業者を最高刑・終身刑の厳罰に処す方針を示しています。


Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:27 │Comments( 0 )
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