カスミサンショウウオを見つけた
「滋賀県下ではまだまだ多いのですが、ゴルフ場の開発で激減したと勝手に思っております。
丘陵地部の谷津田が存在する場所に多く見られますが、もっとも開発にさらされやすい場所であり、かつ水田の放棄等で今後も減るでしょう。
産卵期以外は山林で生活するのですが、山で見つかることはほとんどありません。
いつも必死で探すんですが・・・」(以上、本物の環境調査員から)
写真は三重県で撮影。カスミサンショウウオが大きくなり、オオサンショウウオになるのではありません。また、カエルにもなりません。全く別の種類です。オオサンショウウオはこちら→日本ハンザキ研究所
<カスミサンショウウオとは?>
分布は本州(鈴鹿山脈以西の西日本)、四国北東部、九州北西部とされていますから、滋賀県が北限?京都・大阪地域のカスミサンショウウオが、絶滅のおそれのある地域個体群(地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの)としてランクされている。
天敵は鳥、タヌキやキツネ、イタチ、ウシガエル、場所によってはアライグマ。
カエルと同じような卵ですが、成長過程では前足が先に生え、カエルとは異なります。
カスミサンショウウオを探しに山に入って見つけたのが「トゲアリ」。背中にトゲが生えています。トゲアリはいらないなア。毛が生えていたら頭で飼うけど。
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