インディアンホウレンソウ

西日本技術の環境調査員

2009年09月06日 07:58



 
       <空中菜園>

  昨年屋上緑化の試みとして西日本技術コンサルタントの屋上でゴーヤ、サツマイモ,ツルムラサキ等の真夏に強い野菜を栽培しました。結果は昨年のブログでも紹介しましたが、コンクリートの屋上でしかもプランター植えではさすがの夏野菜も少々げんなり、肝心の水やりも悪戦苦闘の毎日でした。
 とりわけ、厳しい環境の中でプランター植えのツルムラサキが一番優等生で屋上のフェンスにツルをからませ秋には花も実もつけました。あれから半年あまり、見覚えのある葉っぱが本社玄関の植え込みの中で成長しているのを発見しました。そうです屋上からこぼれ落ちたツルムラサキの種が自然に芽を出したのです。



         <ツルムラサキ>
 
 ツルムラサキはその名前のとおりツルが紫色した(緑茎種もある)葉が肉厚の二年生草本の蔓性植物です。
別名インディアンホウレンソウと呼ばれていますが、ホウレンソウ以上の栄養価があり、ビタミンA 、ビタミンC、カルシウム、鉄などビタミンやミネラルを非常に多く含む優れた野菜で、胃潰瘍、肝臓病、バセドウ氏病、また、葉を乾燥したものは解熱、整腸にも効用があといわれる優れものです。煮てよし、炒めてよし、生で勿論よしの三拍子ぞろい。
  


   


  <ゴーヤとツルムラサキのグリーンカーテン> 
 
 今年は天候不順で夏野菜高騰の折、食べない手はない。
枯れかけたゴーヤの間を縫うように成長したツルムラサキを収穫し、早速豚肉との油いためで食しました。
食感はアスパラとレタスとモロヘイヤをミックスしたような味、一言でいうとゴーヤより旨い。
 北海道の友人が毎年送ってくれる行者にんにくが別名アイヌネギと呼ばれ夏バテ防止に重宝されているようにこのインディアンホウレンソウも名前どおり夏場のミネラル補給には打ってつけの食材として我が家の献立に仲間入りです。

      総務部:園芸委員 H.M 

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