『サツマイモ』初収穫

西日本技術の環境調査員

2012年09月30日 07:28



おなじみ、江戸中期の儒学者「青木昆陽」先生が徳川8代将軍吉宗の命を受け、当世飢饉の救荒作物として全国に広めたと伝えられる『サツマイモ』。

確かに植え付けはいとも簡単で、肥料いらず、手間要らず、おまけに日照りや干ばつにめっぽう強いとくるから、家庭菜園でも人気者。

実りの秋の代表的作物のひとつに取り上げられます。



『サツマイモ』は植えてから120日が経過すれば収穫時期です。
今年は黄金週間が過ぎてから100本。
6月に入ってから50本、計150本を植えました。
品種は紅アズマと金時芋です。



先日お隣に植えている「里芋」と一緒に「紅アズマ」の試し堀りをしました。
前述のとおり「サツマイモ」に肥料はご法度。

肥料をやると葉っぱばかりが茂り、芋が太らない。
いわゆる蔓ボケ状態になります。

九州地方でサツマイモが良く育つのはとりもなおさず余り土が肥えていない砂地の畑が多いのと焼け付くような日差しが美味しい芋をはぐくむからです。




さて、我が家の今年の芋は、多少蔓ボケ状態、芋の成長はいまひとつでしたが、お味のほうはまるで栗を食べているかのような美味です。

お芋類は野菜と違って採れたてより一月以上寝かしたほうが美味しいと言われます。
しかし、食いしん坊ゆえに採れたての里芋、人参、オクラとともに秋を堪能です。

人間は自然に生かされている。まさに実感するひとときです。

                                   日曜レギュラーおじさん

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