<三重県の凄い所案内6>

西日本技術の環境調査員

2010年11月25日 07:28



前回、<三重県の凄い所案内5>では、鳥獣被害ワースト1の紹介をしました。
今回も鳥獣被害について書きます。

<絶滅危惧種>
最近、三重県内でもクマが出没したというニュースを度々聞きます。

わが社が水量調査などを行っている現場付近です。

注意して仕事をしています。(マジ怖い) 

しかし、クマの出没回数が多いことは、クマの生息数が増えているように思われますが、ツキノワグマはレッドリストにも指定(地域限定ではありますが)されている絶滅危惧種です。

マスコミ報道によると、出没の原因はクマの餌となるどんぐりが今年の猛暑等の影響で不作だった、里山に人々が入らなくなった等の理由が挙げられていますが、はっきりとした原因はわからないみたいです。

森の奥に棲むクマたちが人間の生活区域にまで好き好んで侵入するとはとうてい考えられないから、命の危険を冒してまでも食料を得るために山を降りてくるのだと思います。

このような状況が発生するのは、現在の森は、クマたちの生活区域でなくなってきている証拠だと思います。




生物の多様性の保全を守るため、西日本技術コンサルタントは環境調査という業務を受注することにより、環境保全に貢献していけるようをがんばります。

                                          三重のおじさん


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