ケンミンショー『ビワマスのお刺身』

西日本技術の環境調査員

2011年08月07日 07:28


絶滅したとされていた『クニマス』をさかなクンが発見したニュースは感動でした。

ところで琵琶湖に『ビワマス』という希少な魚がいることはご存知でしょうか?
絶滅危惧種では有りませんが、現地では、通称「あめのうお」と呼ぶそうです。

琵琶湖でも北湖の水深20メートル付近に生息し、体長4~50cmにも成長するこの魚はその生態は不明で『幻の魚』と言われています。

40年以上滋賀県に住み続けている私が、この魚に出会ったのは、7年前のことです。

秘密のケンミンショーのバージョンで言うと滋賀県湖北地方では琵琶湖に生息する『幻の魚』を刺身で食するらしい。

と言う表現になりますが、滋賀県人にとって、淡水魚はごく自然に刺身として売っています。
鯉、フナはもとより、場所によっては、鮎、岩魚も刺身で食します。

ところがこの『ビワマス』の刺身、口にしたときは「うーん」と唸りました。

まぐろのトロ以上です。「何故こんなにも美味しいのか」と疑問です。

生息数が少なく、市場に出回らないのが残念ですが、先日運よく手に入りました。



勿論半身は刺身でそして残りは塩焼きにしましたがもうたまりません。

しかしこの『ビワマス』秋になると産卵のため捕獲禁止です。

「さかなクン」に一度食べていただき例の『ギョギョ』と感想を聞きたいところです。








最期の写真一枚は琵琶湖の『鮎』です。

『ビワマス』ではありません。


  

                                   日曜レギュラーおじさん


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