『ジャガイモの実と花』

西日本技術の環境調査員

2012年06月10日 07:28



家庭菜園愛好家ならずともトマトと並んで一度は育ててみたい代表野菜「ジャガイモ」。
栽培も簡単で、土の中からゴロゴロでてくる「ジャガイモ」の収穫は心高まるものがあります。

この「ジャガイモ」を掘り出すときにいつも疑問に感じるのはジャガイモは茎が大きく育ったものだということです。

秋に収穫するサツマイモは根っこが大きくなったもの、ジャガイモも根っこの部分に出来るので、どう考えても根っこが大きくなったものと思うのですが実際には茎ということで不思議でしょうがありません。

これから収穫予定の玉ねぎの玉の部分は葉が大きくなったものというのも少し驚きですが、ジャガイモの正体だけは今でも疑問符です。

それはさておき今日は『ジャガイモの実』を紹介します。



ミニトマトにも似ているこの実は「キタアカリ」という品種のジャガイモです。
おなじみの男爵、メークインといった品種は花が咲いても結実することが稀のようです。

しかし、「キタアカリ」は比較的結実するようです。
どうですかミニトマトに似ていませんか。



それもそのはずお互いナス科の植物ということで、いわばいとこ同士なのです。

ジャガイモの花を咲かすと実入りが少ないといわれ花の咲かない蕾のうちに摘花することが多いのですが、注視するとジャガイモ畑で咲いたジャガイモの花は「ふんわり・ほっこり」鹿鳴館時代の貴婦人のいでたちにも似ているように感じます。

一度ジャガイモ畑で出会ってみては如何でしょうか。




                                         日曜レギュラーおじさん

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