2008年05月29日
滋賀県版 帰宅支援マップの作成
滋賀県から京都・大阪へ・京都・大阪から滋賀県へ通勤・通学する人たちは10万人と推定(上町断層帯地震)されています。しかし、市販されている帰宅支援マップは京都南部で終わり、滋賀県の情報はありません。そこで、今日は、滋賀県版 帰宅支援マップの作成を提案。基本的な構想ですから、さらに改良を加える必要があるので、みなさんの提案やご意見をお待ちしております。
<滋賀県版 帰宅支援マップの作成>
プラットホームやハードおよび維持管理に最小限のお金は必要ですが、コンテンツにはお金をかけないこと。簡単に言うと「帰宅困難者用のウィキペディア」版の作成。
・ ゼンリン等の電子白地図にコンビニ、病院、交番、トイレ、公園、歩道、その他のランドマーク等の情報(写真・記事、GPSによる位置)を携帯電話から送ってもらい災害時の避難マップを作成します。小学校の(地元の調査等)授業で行うことも可能で、実際に行っている事例も多数あります。これによって、災害時に利用できる施設が路線上に明らかになります。同時に、行き止まり道路、消火栓の位置が適切どうか等の諸問題も明らかになるでしょう。
・ 京都から幹線の徒歩ルートを選定します。例えば、大津市~草津市~守山市~野洲市、あるいは大津市~草津市~湖南市~甲賀市など。必要ならば高島市の方向も加えます。これは行政区域を越えることになるので、事業の主体は滋賀県、NPO等が主体になればよい。
・ いつも地震があるわけではないので、日常は観光ガイドとして利用できるコンテンツでPR可能。広告収入も期待できる(ただし、災害時には表示されない)
・ 企業側の広告として製品等の広告だけではなく、社会的な責任としてトイレ利用可能、飲料水の無料提供等の情報提供が可能。
滋賀県の建設業者の団体には、清掃活動を定期的に行っているところ、市町と災害時の協力を約束する協定を結んでいるところもあります。このような団体に有料で防災設備の点検をお願いすることも可能だと思います。
<帰宅が困難になる居酒屋マップ>
通勤時間は1時間と少し。しかし、会社帰りに少し立ち寄ると帰宅するには、会社を出てから3時間はかかりますね。昨日の草津駅の近くで寄り道してました。地図以外にもたくさんのお店があります。ほんの少しだけ紹介しました。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:33
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滋賀