2008年08月06日

ゴーヤ栽培の反省点

ゴーヤ栽培の反省点

現在、会社の屋上には、緑化による冷却を目的としたゴーヤ、サツマイモ、クキムラサキが植えられています。しかし、どうもゴーヤの生育が悪い。転校生のゴーヤと比べ色が薄い、葉っぱそのものが小さい。
草津市のホームページを見ていると、家庭菜園で作られたゴーヤのカーテンは立派なもの。本来は立派なゴーヤが育つはずなのに、虚弱体質。さらに、ゴーヤ育成の効果を数値で表現していくためには、改善すべき項目がたくさんありそうです。今日はその生育不良の原因と効果の測定の課題を考えます。

<プランターの土>
ゴーヤを家庭菜園で作っている人たちの意見をまとめると、どうも原因は土にあるようです。現在、プランターに入れてある土は市販されている腐葉土です。この腐葉土は柔らく野菜には最適とされています。しかし、根の張りは力不足なようです。来年へ向けての反省点ですね。

<温度と天候>
何回か屋上の温度を測ってみましたが、太陽が輝く日には日向と日陰の温度差が明らかになります。しかし、曇りの日には、温度差が明らかになりません。さまざまなホームページを拝見しますが、日向と日陰の温度を記載するだけではなく、天気も記載する必要がありそうです。これも来年の反省点です。

<屋上スラブの温度測定>
実際、室内の温度管理に大きい影響を及ぼすのは屋上のコンクリートスラブ(屋根の温度)と考えています。したがって、葉っぱの影がスラブの温度にどのように影響を及ぼしているのかを調査し、効果を測定する必要が認められます。予想はしていましたが、調査を行っていません。これも反省点のひとつです。

<打ち水効果の測定>
今はずいぶん見かけなくなりましたが、京都の街中の打ち水は朝と夕方の2回行われます。朝と夕方のゴーヤやサツマイモの水遣り時間と重なります。水遣りではプランターからこぼれ、スラブを濡らします。このため、一般的に街中の打ち水の効果は2~3度の温度低下と考えられますから、水遣り前後の温度管理も効果の測定のためには必要なようです。

中間でもたくさんの反省点が出てくるのですから、秋までには、相当数の反省材料があると見込んでいます。

タグ :ゴーヤ

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:24 │Comments( 0 ) 滋賀
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