2009年09月23日
『平城遷都1300年』
年号の語呂合わせで皆さんは、どのように覚えられたでしょうか?藤原京から平城京へ都が移った年「710年」私は「南都(710)素敵な平城京」と覚えました。それから1300年、来年2010年は平城遷都1300年に当たります。
それに合わせて平城遷都1300年祭が催されるようですが、それよりキャラクターの「せんと君」や「まんと君」、「なーむ君」の方が先に有名になり、関西以外の地方に住んでいる方々には、何のマスコットキャラクターの話なのか今一つ浸透していないような気がします。
当時の平城京は、東西約4.3km、南北約4.8kmと言う大きさだったそうです。造営の壮大さ、それを造る朝廷の権力ともに凄いものだったのだと思われます。
地図でみると奈良市内の中心部にぽっかりと空いているところが平城宮跡で、現在では特別史跡ということになっており、私が学生のころは草野球の練習か、お花見や散歩で行く場所でした。いまでは、世界遺産の中の一つになっています。
現在、遷都1300年に向けて朱雀門や大極殿などの整備が進められています。久々に平城宮跡へ行くと10数年前と変わっていて驚きます。
再建された朱雀門から北を望むとちょうど今、2010年4月の完成に向け、大極殿の建設が行なわれているところでした。今は、クレーンで吊り上げれば高い建物でも作業は簡単に行えてしまいますが、当時は一体どのように建てられたのでしょう?
久々に平城宮跡を訪れ、懐かしさと再建された建造物に往時の平城京を想うひと時を過ごせました。「あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり」と詠まれた当時はどのような都だったのでしょう。時間が有れば皆さんもお出かけしてみてはいかがですか。
三重事務所: ゴン太 S.K
Posted by
西日本技術の環境調査員
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08:28
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