2010年02月15日
ヤエン釣り

アオリイカ釣り方には大きく分けて3種類の釣り方があります。釣り方は釣り人の好みで分かれると思います。
1.エギング
最近流行の餌木(えぎ)を使った釣りです。
餌木の歴史は古く江戸時代には漁師さんが使用していたそうです。
当時のものは字のとおり木製ですが、現在では樹脂に布を貼ったものが主流で各メーカが色んなタイプを出しています。
2.泳がせ釣り(浮き釣り)
市販の仕掛けは餌のアジの下に掛け針を付けておき、イカがアジを抱いたら浮きが沈むので、頃合を見て竿を張ったり緩めたりでイカを掛けて釣る方法です。
主に夜釣りでの方法でしたが、「関西の釣りアオリロード」を連載されている角田さんが考えられた誘導泳がせ仕掛けは昼間でも釣れるシンプルな仕掛けでイカがアジを抱いて逃げたら掛け針まで動くので自動的に掛かります。
私もヤエン釣りの合間に試したところ、3打数2安打で釣れました。
興味のある方は「アオリロード」で検索してみてください。
3.ヤエン釣り
私が一番好きな釣り方で発祥は和歌山県です。釣り方はアジの尾(ゼイゴの所)に小さな針を引っ掛けて投入し、イカが抱いてアジの頭を落した位に(イカの大きさによりますが3分から10分)ゆっくりと寄せてラインの角度、距離、方向を見極めてヤエン(掛け針)を投入して釣る方法です。
この釣りの面白さは「寄せ」と「ヤエン投入」にあります。
最初に竿を持った感触で大きさを判断して待つ時間を決めて寄せにかかりますが、アジの頭を落してなかったら抵抗するのでもう少し待ってください。
(強引に寄せるとアジを放してしまいますよ)
抵抗しないで寄ってくる様になったら、いよいよヤエンの投入です。
(角度が急ではイカを驚かしてしまいますし、緩くてはヤエンが進みにくいので注意してください)
素早くラインを出してヤエンをセットしラインを張りながら時折竿を張ったり、緩めたりでヤエンを進めてください。ヤエンがイカに到達するとジェット噴射で逃げようとしますが、あわせないでください。
(初心者は掛かったと勘違いしてあわせてしまいます)
出来るだけラインを出さずに竿でついて行き、大人しくなったらラインを出した分寄せて竿を大きくゆっくりとあわせます。
(勢い良くあわせるとイカの身切れで逃げられますよ)
イカが乗ったらラインテンションを張りながら寄せてください。美味しいアオリイカゲットです(笑)
この釣りは効率の良い釣りでは無いのですが(一説にはアタリの半分取れたら名人?とか!)寄せて掛けるまでの間中ずっとイカが放さないかと心臓ドキドキで取れた時の喜びも他の釣り方で釣るよりも数倍のうれしさです。
3月に入ればシーズンインなので今からテンションあがっています(笑)写真は去年の初アオリ釣りのもので900グラム~1100グラムの3杯で食べるのはこのくらいが美味しいですよ。
営業部:必勝仕事人
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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