2010年02月18日
<もうすぐひな祭り>
今年の3月3日のひな祭りは、娘の初節供になります。
日本の節句について調べてみました。
■人日・七草の節供 1月7日■
七草粥を食べる日として良く知られています。
春の七草、初春の野から摘んできた野草の生命力を取り込み、邪気を祓うため七草のはいった粥を食べ、一年の無事を祈ったのだとも言われています。
■上巳・桃の節供 3月3日 雛祭り■
上巳とは、陰暦3月の最初の巳の日のことを指します。
古来には川のほとりに男女が集まり、災厄を祓う『上巳の祓い』という行事がおこなわれていました。この上巳の祓いが、後の代には3月3日に行われるようになり平安時代、宮中のお人形遊びが自然に結びつき今の雛祭りになったと言われています。
■端午・菖蒲の節供 5月5日■
端午の節句は、奈良時代から続く古い行事です。
端午というのは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で5月に限ったものではありませんでした。しかし、午(ご)と五(ご)の音が同じなので、毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったと伝えられます。
■七夕・星祭り 7月7日■
天の川をはさんできらめく牽牛星・織女星の物語。
7月7日の行事である『七夕(たなばた)』は、日本では奈良時代に宮中の行事としてとりおこなわれていました。日本の古事記に記された、天から降り立つ神のために美しい衣を織る棚機女(たなばたつめ)の伝説も中国の織女の伝説と重なるものがあったはずです。
■重陽・菊の節供 9月9日■
中国では、奇数は縁起の良い陽の数とされ、一番大きな陽の数である9が重なる9月9日を『重陽(ちょうよう)』として節句のひとつとしてきました。
古来よりこの日、菊の香りを移した菊酒を飲んだりして邪気を祓い長寿を願うという風習がありました。江戸時代に武家の祝日になりその後、明治時代までは庶民の間でも様々な行事が行われていたといいます。
恥ずかしながら、私は節供というと桃の節供と端午の節供しか知りませんでした。
みなさんは、全部知っていましたか?
大阪事務所:祭花にあこがれる男
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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