2011年04月24日
『ワサビ』と『ギョウジャニンニク』
今年も『ワサビ』が自宅の裏庭で元気に育っています。
遡ること10数年前、木之本の知人が送ってくれた天然ワサビの苗を当時面白半分で発泡スチロールに植えたのが始まりで、今では毎年芽を出し、この時期になると密集した若葉には純白の花を頂き、春本番を告げてくれます。
育て方はいたって簡単で、発泡スチロールの四隅に水抜きの穴を開け、近くの川砂を敷きその中に植えただけのシンプルなものですが、唯一つの難点は毎日水遣りを欠かせないことです。
特に真夏に2日間水遣りを欠かすと枯れ死してしまいます。
従って、『ワサビ』の栽培は趣味の『さぎ草』と並んで我が家の夏場の旅行を阻止している赤ん坊みたいな存在です。
一方の『ギョウジャニンニク』は丁度昨年の今頃、信州旅行の帰りに木曽の御嶽山の麓で目に留まり購入したものです。
山菜の中でもその王者として自認している北海道産の「アイヌネギ」その本州版が「ギョウジャニンニク」と言うことになりますが、これまで北海道から苗と種を送ってもらい幾度と無く、MY畑で栽培を試みましたが、一度も育ったことが無く、まさに幻の「アイヌネギ」と化していました。
今回芽を出したのは鉢植えの「ギョウジャニンニク」で少し小ぶりではありますが青葉、若葉で元気に育っています。
これまで北海道の知人から毎年送ってもらっている「アイヌネギ」はご覧の「醤油漬け」でしたので、今年は手元で育った若葉の採りたてを初めて食して見たいと思います。
一言お断りしておきますが、「ギョウジャニンニク」は滋養強壮、血中のコレステロールを低下させる優れものですが、食後、翌日の匂いは尋常でなく、ニンニクや島らっきょうの比ではありませんのでくれぐれもご用心下さい。
日曜レギュラーおじさん
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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園芸