2011年05月26日
「ある一日の出来事」
先日、あるお寺に拝観にいったときのこと。
廊下を歩いていると何やら入れ物が、
その入れ物には見慣れぬことばが・・・。
“護 美 箱”
「ほぉ 美しさを護(まも)る箱ですか なるほど!」
会社にある私の目の前のゴミ箱にもこう書けば、もう少し
身の回りが美しくなるのかなと思いつつ、
さすが750年の由緒あるお寺。
ありがたやと頭を下げて帰路に向かうのでありました。
途中、お店で食事をした後トイレに入ると見慣れぬことば。
“恐れ入りますが、カギをおかけ下さい”
「ほぉ トイレだけに?そんな下からご丁寧に・・・。」
こちらこそ恐れ入ります。
と頭を下げて家路に向かうのでありました。
自宅に帰ると父親が「お前でも読める論語」と冊子を置いていきました。
それは、孔子の論語が説明されているNHK出版のもの。
ふむふむ、ん なるほど。さすが2000年以上読み継がれている人生の教科書。
と、お前でもと上から目線の父親。
頭を下げたつもりはなくても下がっているような感じ。
今日はよく頭が下がる日だ。
夜、大河ドラマを見ていて、小学生の子供がひとこと。
「お父さん 次の大河ドラマ平清盛でな、生まれは同じ三重県の津市らしいに」
(私)「へえ そうなん。平清盛なんやあ」
(子供)「返すところそこ違うやん!? 津や言うてるやん・・・」
威張れると思っていた唯一の相手に頭が上がらず・・・。
人生、誰もが師匠なり~。
私を護(まも)ってくれる“護 身 箱”がほしい
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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