2011年09月05日
桃栗三年、柿八年
我が家に桃は無いが樹齢十数年の栗と樹齢40年程の柿がある。栗は数年前から実をつけはじめ去年は20個くらいを収穫した。
柿はここ数年、実はつくものの直径3、4センチになる頃にほとんどが落下してしまい収穫できる実は数個しかない状況が続いていた。
木も古いし、手入れも何もしていないから仕方ないなとあきらめていた。
しかし、園芸の師匠に聞くとそれは「ヘタムシ」が原因ではないか?と指摘された。
そして今年は年明けから師匠の指導のもと柿の再生を目指して、殺菌と「ヘタムシ」防除作戦を実施した。
園芸店に行き石灰硫黄合剤(小口販売が禁止されていたので10ℓ)、マシン油(500ml)を購入した。
1月中旬に石灰硫黄合剤、2月下旬にマシン油、そして6月中旬と8月初旬にホームセンターで購入したスミチオン乳剤を散布した。
その効果があったのか?たまたま今年が当たり年だったのか?は判らないが、現在は枝が折れる程たわわに実っている。
桃栗三年、柿八年とは“何事も成果が出るまで相応の年月がかかる”との意味で使われているが、柿でさえほったらかしでは実はならない。
やはり肥料を入れたり、防除したり手をかけなければうまく育たない。
これは会社での人材育成も同じではないか!
我社の新人も桃栗くらいのペースで実ってくれればと思う今日この頃である。
一番隊隊長 マルコ
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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園芸