北海道のご当地給食

西日本技術の環境調査員

2008年11月04日 07:28





メラミン入りの乳製品。安全ではない食品が続々と出回っています。中国の「南方日報」によれば「鳥の飼料にメラミンを添加するのは常識」。また、同誌では「乳製品と卵の次は、すっぽんうなぎの養殖。メラミン入りの飼料は恒常的に使用されている」と伝えています。
やはり、比較的安全な食品は国産。そして地元産。

今回、北海道の教育関係者と話していると、苦労しているのが中学校の平均で1食260円の学校給食。北海道の食材は豊富で安全なものの購入費用が高い。一方、小麦価格等の高騰で内外差が縮小して再び地元産を見直し、米粉を使ったパンも計画されているようです。また、フードマイレッジによる地産地消も追い風に。
最高なのは学校給食でイクラ丼
旭川医大に入院していたときも食事は良かった。食材だけは北海道。その材料を使った料理は京都。

<オオカミの桃ソース>
旭川の隣町「鷹栖」の完熟トマトジュース「オオカミの桃」(1000ミリリットル 840円)を使ったハンバーグソース。オオカミの桃にリンゴをすり下ろしソースを混ぜたハンバーグソースで絶品。難点は高い。

<富良野の地産地消>
富良野周辺は農産物が豊富。当然、地元食材が豊富に使われ平均して地元産が7割以上を占めています。「ふるさと給食」中の地元食材使用率は9割以上。カレーの食材であるにんじん、たまねぎ、ジャガイモ、豚肉などカレールー以外全てそろいます。そのほかチーズやスイートコーンも有名。日本が食糧危機に陥ったときには富良野へ移住しましょう。

<旭川は縫い針>
旭川の学校給食の目玉を聞くことを忘れていました。ただし、旭川の中学校の給食のパンから縫い針。縫い針は地元では採れません。

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