ウエスタン カーニバルの10年後 

西日本技術の環境調査員

2009年01月19日 07:28



正月のBS朝日で放送していた「ウエスタン カーニバル 大同窓会」。サブタイトルは「60’」。おじいさんとおばあさんがロックを歌っていた番組。もともとはウエスタンカントリーを中心に出発したものが、ロカビリー(番組はこの世代で構成)そしてグループサウンドに変わってしまった歌の祭典。有楽町の日本劇場(日劇:81年取り壊し)で行われていたものが、新宿コマの閉館に伴い、ロックの同窓会を行ったもの。故人となった小坂一也と坂本九以外の60’有名人は概ね出演。

<10年後のウエスタン カーニバル?>
10年後、出演者の年齢は間違いなく70オーバー。いいじゃないですか。ロックが好きなんですから。タイトルは今回と同じ「ウエスタン カーニバル 大同窓会」。ただし、サブタイトルは「60’」ではなく「お達者で」。
また、テープではなく卒塔婆(そとば)が飛びます。

<10年後、出演者はどう変わっているか>
確実に現役で何人かはテレビ出演しています。
中尾ミエはテレビドラマで絶好調。昔、青島幸夫が演じていた「意地悪ばあさん」を地で演じ好評。10年後の一押しタレント。
和製プレスリーの佐々木功は、和製を純化させて着物姿で「ササコウ サンバ」で年寄りのアイドル的な存在。
ルイジアナママの飯田久彦も新曲「ルイジアナ グランドママ」で巣鴨のアイドルとなって時々ネットテレビ出演。
ミッキーカーチス、山下敬二郎、平尾昌晃のロカビリー3人男は「リハビリー3人男」と名前を変えて出演。特に、山下敬二郎は車椅子で出演。今でもヨロヨロしているのですから、これは間違いありません。おでこに紐を巻いて汗止めにしていたけれど、本当はおでこの真ん中があるかも知れない。
弘田三枝子が歌うのは「子供じゃないのよ」。わかってる! 腰の曲がったおばあさん。

<そのとき 私は?>
10年後、きっとエジプトでラーメン屋をやっていると思う。店の構えは黄金色、黄金スープに黄金麺が売り物。
店の名前は黄金の「ツタン ラーメン
よろしく!
しかし、霊柩車も黄金色も使っているようですね。

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