伊根町の舟屋

西日本技術の環境調査員

2010年12月22日 07:28


先日、伊根町の現場調査に行きました。伊根町は京都府の北部、丹後半島の北東部にあります。
伊根町といえば、伊根湾をぐるっと取り囲むようにある舟屋が有名です。舟屋の数は約230軒、これが整然と立ち並ぶ様は海に浮かぶ長屋のよう。









  「高台から舟屋を望む」    


道が狭いので車を置いて徒歩で調査をしていましたが、やっぱり、中がどうなっているか気になるので、近くにいたおばちゃんに頼んで見学をさせてもらいました。
2階建ての1階は舟の格納庫と同時に生活用品のほとんどが収納された物置でもあり干物などの魚の加工場であり、また漁具の手入れや出漁準備をする作業場、2階は居間になっているということでした。(民宿になっているところもあるらしい)
でも、ほんとうに海面ギリギリに建っているので満潮の時や台風の時はどうなるんですか?と尋ねると、伊根湾は日本海に面しているものの湾が南を向いていること、また、沖には青島という島があり防波堤代わりになっているので年中、波は静かで穏やか、水浸しになることはほとんど無いということ。
昔、宮津まで航路あったころは雪が積もった道路を走るより船で行ったほうが早かったとも言っておられました。











                                           「舟屋の1階部分」



おばちゃん、いろいろ教えてくれてありがとう。その後、7km程歩いて無事、調査完了。お疲れさまでした。








                                       「宮津駅前にある富田屋」   

帰りは、京都縦貫道に乗る手前、宮津の富田屋(とんだや)で遅い昼食を食べました。ここは、焼魚、煮魚、刺身等のメニューが豊富、おいしくて安い!!と評判のお店です。近くに行かれる方・・・・お勧めです。でも昼時はむちゃくちゃ混雑するので避けたほうが無難です。



                                    革命軍イワンコフ


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