魔界京都のスーパースター

西日本技術の環境調査員

2009年02月02日 07:28





日本最強の魔界都市「京都」
そのなかで陰陽道のスーパースターといえば安部晴明。安部晴明の墓は、渡月橋近くの嵯峨野にあるといわれていますが、魔界都市ですから、当然、他の地にも伝承はあります。
安部晴明は、天文暦学の道を深く極め、天文陰陽博士として活躍していましたから現代的には「天文学博士」。私は天文部OB。
いつもは通り過ぎるだけの晴明神社一条戻橋に立ち寄り。

<晴明神社>
堀川一条にある小さな神社ですが、魔界ファンには見逃せないのが安部晴明を祀っている「晴明神社」。
晴明神社の面白いところは神社のホームページ。魔界ファンに対応した作りこみ。
お守りの有効期限、他の神社からもらったお守りの処分方法、お参りの仕方などがQ&Aとしてまとめられています。
修学旅行生が100円のおみくじを引くと、もれなく携帯ストラップがもらえます。北野天満宮をはじめ修学旅行生には特典が多い。売り場には映画のポスターが貼ってあり、感覚的にはヤングの神社。



<千利休>
この晴明神社は千利休の屋敷跡としても有名で、千利休最後のお茶の水を汲んだとされる「晴明井」があります。マークはしっかり「スター」(トップの写真)。
なお、取水口がその年の「恵方」を示していますから、触って動かしてはいけません。



<鶴屋吉信>
お茶会といえば和菓子が必要。京都の和菓子大手「鶴屋吉信」の本社が近くにあります。いつもは朝早く通過するので閉まっていますが、出発が遅かったので、久しぶりに開いている店を見ました。



<一条戻橋>
晴明神社から堀川通を横断して少し南へ下ると一条戻橋(現在の橋は平成7年に架け替えられています)。このあたりは陰陽師がたくさん住んでいたとされていますから。逸話に事欠かない場所。
代表的な話が
「漢学者・三善清行の葬列がこの橋を通った際、父の死を聞いて急ぎ帰ってきた熊野で修行中の子・浄蔵が棺にすがって祈ると、清行が雷鳴とともに一時生き返り、父子が抱き合ったという。」それで戻橋
この戻橋は橋占が名所でした。この橋は人間だけでなく神様も通るので、偶然、橋を通った人々の言葉を、神の託宣と考えています。
5分ほどの間、だれも通らず、神様のお告げを聞くことができませんでした。

<魔界都市へ行きましょう>
少し値段は高くなりますが、魔界(マカイ)都市へ行くことができます。
それはアフリカにあり「マサイ族」が住んでいる町です。
違う?

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