外国語の絵馬
神社やお寺に行くと絵馬(500円)が飾られています。今の時期は受験に関することが多く「○○高校に合格しますように」、「△△大学に合格しました」のフレーズが定番。
最近の特徴は外国語で書かれた絵馬が激増中。
英語、中国語、韓国語はもちろん、中でも目立つのがタイ語。敬けんな仏教のお国ですから、お寺に行くと自然にお願いする習慣が出てしまうのでしょう。
英語で書かれた絵馬の特徴は「家族の幸せを祈る」フレーズが多数を占めています。また、中国語で書かれた絵馬は「家族の幸せを祈る」に加えて「お金」の文章が入ります。
韓国語、タイ語は読めませんので、内容はわかりません。
今日は絵馬について考察。
<なぜ馬か?>
平安時代は本物の馬が奉納されていたようです。しかし、贈るほうも高価ですし、もらったほうもお世話が大変。それで紙・木・土で作った馬が奉納され、しだいに板に書いた馬が普及したと考えられています。
<なぜ五角形なのか>
神社や寺院にお願いするとき、お願いがかなってお礼をするときに寺社に奉納するものです。五角形の由来は、板の上に屋根を付けた名残とされています。
<最近の絵馬>
アニメの「かみちゅ」、「らき☆すた」の絵馬は有名ですが、願い事を電子絵馬に書いてお祈りする手法も登場しています。また、絵馬の代行サービスも出現。
<六波羅蜜寺>
ここの絵馬は「お願い」を書いた面は、いつでも、すべて裏向けにされています。何か言われでもあるのでしょうか?
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