『のっぽの富士山 プロペラ飛行機 天空から・・』

西日本技術の環境調査員

2012年03月03日 07:28



国際線の飛行高度(専門用語では”巡航高度”と言うらしい)は1万メートル程度、なぜ、そんなに高いところを飛ぶか。
空気抵抗を無くして(小さくして)低燃費を図る。
これはジェット機の話、また、長距離の大型国際便の数字で、例えば国内を飛ぶジャンボクラスでは7・8千メートルと聞く。

では、プロペラ機は?
先日、50人乗りクラスの小型プロペラ機を経験した。



格安ツアーのため、座席はエンジン音、プロペラ音が響く主翼プロペラの真横。
高周波のジェット機音とは違い、座席ソファーからの心地よい(?)振動を伴って響く。
横の席とは、少々大きなボリュームでの会話が要求される。

ジェット機より低い高度を飛ぶのが普通で、冬の低気圧、上昇・下降気流に弱い小型機は、このシーズン、さらに低く飛ばなければならない。高くて、4・5千メートルではなかろうか。

『のっぽの富士山』に巡り会えた。



冠雪部分だけが雲の上。周囲の景色は雲・雲・また雲・・・。

少し離れて雲のないところに『南アルプス』の稜線。



富士山より数百メートルは低いはずで、雲が元気であれば見えないかもしれない。
やはり『のっぽの富士山』は日本一!

でも、プロペラ機に乗るその朝、蔵王スキー場。ロープウェー山頂の青空に生えるモンスター。



これなら、のっぽでなくても富士山の魅力に対抗できるのでは?

帰宅後、早速Google検索。美しい『のっぽの富士山』があるは、あるは・・・。一眼レフでの撮影だろう。とにかく綺麗。
やはり、低空飛行のプロペラ機から撮影したとのコメントが多い。

もう一度声を大きく「富士は日本一の山」。

                                       “アラ還”だけど・・・?”

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