『納涼六甲山』

西日本技術の環境調査員

2012年08月12日 07:28


JTBバスツアー関西「花の寺」巡、8月は六甲山にある麻耶山天上寺訪問です。

同寺には仏様の聖母である麻耶夫人の御像はじめ数体の観音菩薩が祭られています。
昭和40年代に全山焼失したため、安置されている観音様は近年作の極彩色の仏様ばかり、そのお顔立ちもお姿も心なしか今風の仏様。

女人高野としても、そして安産腹帯発祥の霊場としても名高い寺だけに、特に、若い女性に人気のお寺です。

当日参加したのは38人うち男性は7人で何れも昔若者だった人ばかり。
中にはひ孫の出産に腹帯を求めてもおかしくない年齢の方もいらっしゃるようでした。



駐車場から木漏れ日を浴びながら100余りの階段を上ると頂上では暑い夏の日差しが降り注いでいましたが、ひとたび眼を境内に転じると、そこには純白と濃い紫色の「キキョウ」。





黄色の「おみなえし」と「ゆうすげ」の花がそよ風にたなびき、下界の暑さを忘れさせてくれました。





お寺の住職の法話を聞いたのち、お寺をあとにするときには「ヒグラシ」の『カナカナカナ』という鳴き声がいく夏を惜しむかのようでした。

ブログ読者の皆様、暑さがまだまだ続きますが残暑お見舞い申し上げます。

                                          日曜レギュラーおじさん

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