2010年02月19日
浪漫紀行 ~イタリア編~
前回は綺麗な街、フランスのお話をしました。そんなすばらしい街をあとにして、
次はイタリアへ・・・
イタリアも有名な街がたくさんあり、欲張りな私達はナポリ・カプリ島、ローマ、フィレンチェ巡りをしました。
<Comune di Napoli>
フランスでの姉の英語力を当てに調子に乗ってナポリへ。
そこは想像と違い雑な町並み。
偽ブランド品が歩道にズラリ!宿泊したホテル前は大規模な工事。
不安でいっぱいになりながら恐々街を散策しました。
とりあえず翌日にカプリ島へ行く予定だった私達は船乗り場までの行き方を調べることに。
しかし、バス停探しに四苦八苦。どの路線バスに乗ればいいのか、切符の買い方さえもわからず、勇気をだしてバスを待つ人に声をかけるも英語が通じない!!(あたり前!?)
冷や汗をかく姉を横に何も出来ない私はただ姉の後ろに隠れることしか出来ず・・・
ふと気づけば人だかり。
完全にイタリア人数名に囲まれた私達のもとに天使が舞い降りた(?)
若いイタリア人の女性がイタリア語ではあったけれど切符の買い方を実践して見せてくれました。しかも、その人は実践して買った切符1枚を私にくれたのです。感動です!ただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。
旅の間、近づいて来る人はみなスリだと警戒していた私の心は不安から少し解放されました。
<Isola di Capri>
カプリ島。
前日の下見の甲斐あってバスに迷うことなく乗ることができ、ほんの数時間の感動ですがあの島の美しさと美しい「青の洞窟」を見ることが出来ました。
あの感動は見た人にしか伝わらない!機会があれば是非生で見てほしい(><)
<羅馬>
その翌日はローマへ移動。たくさんの観光地を巡りました。
映画「グラディエーター」で使用されたコロッセオ。生死を賭けた壮絶な闘いが繰り広げられたシーンはとても印象的です。
そして映画「ローマの休日」で撮影されたスペイン坂。ここは映画の中でオードリー・ヘプバーンがアイスを食べるシーンは余りにも有名です。今は坂でアイスを食べる事が禁止されているとか。私もあのシーンを再現してみたかった・・・
そのほかに世界最小国家のバチカン市国。
数時間早く観光に来ていれば誰もが知るバチカンの主ローマ法王の姿を見ることができたとか!?うーん残念(泣)
まだまだ他にも真実の口、トレビの泉、・チェチリア・メテッリの墓、パラティーノの丘・・・。欲張りなほどの強行スケジュールにやや疲労感も。歳のせい(笑)
夜はカンツォーネを聴きながらディナー。ちょっと食事はセレブな気分でした。
<ローマ~フィレンチェ>
イタリア観光にも慣れ、気持ち的に余裕が出てきた私たちに更なる試練が待っていました。
ローマ発フィレンチェ行きの特急に乗る予定で余裕をもってホームで待機していたら、列車が来ない。しばらく待ってもやっぱり来ない!!もしや?定刻時間は迫ってくる。時刻表の見方もわからない。焦りだした姉はなりふりかまわず周りの人に英語で確認。どうやら事故で列車が遅れ出発ホームが変更したとのこと。
人でごった返した駅中を大きなスーツケースを引きずりながらとにかく出発ホームであろう場所までダッシュ。一か八かで列車に飛び乗り、恐る恐る指定席に行くと間違いなく私達の席でした。焦りと不安と緊張感から開放された私達は、列車から見えるイタリアの景色を見る余裕もなく、隣に座っていたイタリア人にフィレンチェ到着を知らされるまで列車で爆睡してしまいました。
<フローレンス>
フィレンチェでの旅は、ベッキオ宮殿、ジョットの鐘楼、ドゥオモ見学。
半日観光でピサへ行きました。オプションツアーでフィレンチェ駅からバスで1時間程でピサへ到着。
門をくぐると青々とした芝生の広い広場に白い大理石で出来た「ドゥオモ」「斜塔」が美しい!!
世界中のいろんな人たちが、“いつもの格好”(斜塔を支える格好)で、写真を取っていました。
もちろん私達も!
斜塔は想像以上に傾いていました。
観る・食う・寝る・走る・焦る(来た、観た、買った?)
とにかく忙しい10日間のフランス&イタリア旅行。
初!ヨーロッパ漫遊記はドタバタ西遊記(?)でしたが、とても楽しい旅でした。
この不況の中、次はどこに行こうかなぁ~と考えている私です。
今度はゆっくり、欲張らずのんびりした旅にしようと思います。
上下水道課:設計アシスタント
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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