2010年05月16日

幻の山菜『ギョウジャニンニク』

幻の山菜『ギョウジャニンニク』

昨今の山菜ブームで耳にすることが多くなった「ギョウジャニンニク」名前の由来は、深山で修行する山岳信仰の行者たちが、荒行に耐える強壮薬として、全草に強いニンニク臭のあるこの草を食べたことから「行者ニンニク」の名がつけられたという。

この山菜は北海道と近畿以北の高山や深山に自生する多年草です。この「ギョウジャニンニク」は滋養強壮として珍重されている朝鮮人参同様に、食用あるいは漢方薬として利用できるのは4~5年はかかるそうです。

食べ方は生でよし、炒め物良しです。
独特の強い匂いが欠点といえば欠点に挙げられますが、しかし、独特の強い匂いのもととなっているのが含有アミノ酸で、この成分が血小板を溶かし、血栓を防止するので、動脈硬化や脳梗塞の予防に効用があるといわれ、さらに発ガン物質の解毒酵素を活性化する働きもあるので各種ガンの増殖を抑制するという優れものです。

  このギョウジャニンニクは北海道でも大変人気があり、道内ではアイヌの人たちが昔から食用に利用しており、 『アイヌネギ』と呼ぶそうです。

  昭和62年の春に初めてこの『アイヌネギ』を食したとき、自分が求めていた最高の山菜に出会った感がしました。以後毎年この時期になると北海道の友人が私のために道内を駈けずり回って手にいれた『アイヌネギ』の醤油漬けを送ってくれます。貴重な品物だけに大切に頂いています。特にこの「アイヌネギ」は焼肉・ビールと相性抜群です。我が家ではカレーの隠し味にも使っています。
幻の山菜『ギョウジャニンニク』


『アイヌネギ』を自家栽培したい一心で北海道の友人からはこれまで種や苗を幾度と送ってもらいましたが、栽培はいまだ成就できていません。写真の鉢植えの『ギョウジャニンニク』は木曽の御嶽山のふもとの道の駅で購入したものです。

見事な軸の『ギョウジャニンニク』今年の夏、滋賀県の平地で育つかどうか今から注目です。



                               総務部 日曜レギュラーおじさん

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 08:28 │Comments( 0 ) 健康
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