2010年07月04日
雲上の『アルプス』
梅雨の合間を縫って信州へ行きました。ここ三年連続の信州訪問です。
目的地はビーナスラインのレンゲツツジですが、当日は、まず諏訪湖のほとりで「信州そば」をいただき、ビーナスラインを走破しました。折からの大雨が奇しくも上がり、群生したレンゲツツジのオレンジ色がこの時期の風情をかもし出していました。
ここでは梅雨が明けると今度はニッコウキスゲの一斉開花です。
鮮やかな黄色の花は信州の澄み切った夏にふさわしい花です。
宿泊は蓼科高原の別荘「オードシェル蓼科」です。といってもエアコンで有名な大企業の別荘をご好意で利用させてもらっています。この別荘の周辺はまさに森林浴にぴったりの場所です。谷川のあちらこちらで「クリンソウ」が名残惜しそうに咲いていました。
翌日は「ピラタス蓼科ロープウェイ」で頂上からアルプス連峰を一望しました。
澄み切った青空、足元には少しかすんだようなうす雲が、そして藍色にも近いアルプス連峰の山々の頂には真っ白い雪を頂き、これぞ信州といった感動を与えてくれます。
とりわけ木曽の山々の中でも屈指の「御嶽山」は見るからに威風堂々の容姿を誇っていました。
今回の旅行で非情に残念な出来事が一つ、それは、白樺湖周辺の衰退ぶりです。名高いホテルは開店休業状態、ペンションはほとんどがクローズされていました。海外旅行が格安で大うけの今日、日本のしかも身近なところで心癒される場所があるに
もかかわらず利用が少ないのは寂しい限りです。
信州はこれからが本番です。
高速道路の料金が下がったのを機会に一度出かけてみてはいかがでしょうか。
総務部 日曜レギュラーおじさん
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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