2010年07月20日
ベトナムでの腹痛と水事情
先日、ベトナムに旅行に行ってきました。事前に、ベトナムでは水道の水を口にしないほうが良いと聞いていたので、現地では、ミネラルウォーターを購入し持ち歩いていました。お店で注文するジュースの中に入っている氷にも気をつけ、歯磨きやシャワーの後はミネラルウォーターで口をすすぐなど、かなり気をつけていました。
しかし、二日目の夜、一緒に旅行に行った相方さんが激しい腹痛を訴え、苦しみだしました。日本で生活している時の腹痛より、何倍も辛そうでした。水に関しては、とても気を遣っていたはずなのに・・・とにかく日本から持ってきていた薬を飲み、明け方には何とか痛みも治まりました。
後日、ガイドの人から腹痛の原因は、おそらく生野菜のせいではないかと言われました。そういえば、街角にあるお店でフォーを食べた際、トッピングの生パクチーを山盛り乗せて食べたことを思い出しました。生野菜が直接の原因ではなく、生野菜を洗った水に問題があった様です。
一緒に食べた私が、腹痛にならなかったのは、トッピングのパクチーをほとんどのせなかったことと、もともと胃腸が強かったので大丈夫だったようです。
ベトナムでは水道水の消毒効果の維持が困難であることや、圧力不足により水道管の外からの汚染が原因で、水道の水をそのまま飲むことが出来ません。現地の人も一度沸騰させた水を冷まして飲んでいるようです。
日本では、蛇口をひねれば清潔で安全な水が出てきます。それが当たり前のように生活してきた私にとって、ベトナムでの数日は、水について考えさせられる旅となりました。
分析部:愛知っ子
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
0
) │
旅行