2012年02月20日
オープンデッキとケルンコンサート
先日、実家の片付けをしていると就職した頃に夢中になっていたオーディオセットがあり懐かしくその当時のことを思い出した。
それは独り者で給料のほとんどが飲み代とオーディオと車に消えていた時代の産物であり、電器屋で高音のクリアーな再生を求めて選んだものであった。

プレーヤー MICRO DD-6
カートリッジ シュアー V15typeⅢ
アンプ YAMAHA CA-R1
チューナー ONKYO INTEGURA T-5
カセットデッキ SONY TC-K55
オープンデッキ AKAI GX-630D
スピーカー DIATONE DS-35B
大事にしていたが、娘が小さい時にオープンデッキのテープを引っ張りだしてグチャグチャにしてから実家に避難させていたのでかれこれ25年は経過している。


就職した当時は、部屋の明かりをステンドグラスのランプシェード一つにして、焦げ臭い香りのアーリータイムズのロックをちびちびやりながら、キース・ジャレットのケルンコサートをゆっくり回るオープンデッキの10号リールを眺めながら聴いている時が至福のひと時であった。
そんなことを久しぶりに思い出してデッキのスイッチを入れてみた。
しかし、電源は入るがリールは回らない。ん~、残念!
今でも時々夜中に移動の車でケルンコンサートを聞くが、昔にオープンデッキで聞いたケルンコンサートは格別だったような気がする。
大人の遊びの時間ができるならアンプとスピーカーは生きているのでオープンデッキを修理して再チャレンジしてみよう。それまでオーディオセットは残しておくことにしよう。
マルコ・ホロリ
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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