2008年06月28日
源氏物語千年記
まず、探偵ナイトスコープ20周年おめでとう。人生とともに生きていた番組です。アナログの上岡竜太郎の司会まで見てしまった。こんな日のブログ辛いですね。眠たい!!!
「手は抜いても、風呂の栓は抜きません」
今年2008年は、源氏物語が記録のうえで確認されてから1千年。滋賀県では「源氏物語千年紀in湖都大津」、京都府市では「源氏物語千年紀事業 -紫のゆかり、ふたたび-」が開催中。散歩コースの植物園~下鴨神社~廬山寺~京都御所には「源氏物語千年記」ポスターが貼られています。文学への興味はないけれど、今日は京都と滋賀の「源氏物語千年記」を比較します。
<キャラは滋賀優勢>
源氏物語千年紀in湖都大津のマスコットキャラクターは“おおつ光ルくん。
京都のキャラは上品です。太ったおばさんが下を向いた横顔の“紫式部”と“光源氏”。
キャラクターは滋賀が圧倒的に優勢。“おおつ光ルくんは彦根の“ひこにゃん”に次ぐ人気キャラ。ところで滋賀県第2の都市である草津市のマスコットキャラクターはいませんね。
「うちのキャラあげようか?」
「アホキャラはいらない」
「あ そう」
<ホームページ>
圧倒的に京都府市が優勢。京都府は京都市だけではなく、宇治市や大津市の源氏物語のコンテンツを包括するものになっており、源氏物語千年紀の総合サイトとして作られている。企業から景品が多数提供されており、プレゼントコーナーも充実。
滋賀県で源氏物語のゆかりの地といえば石山寺になり、コンテンツの量が少ない。場所的にも、しかたがないのかも知れません。
<滋賀県のPRはいまいち>
滋賀県の知名度は宮崎県よりも高い。しかし、東京有楽町の交通会館にある滋賀県東京観光物産情報センター(アンテナショップ)の年間訪問者数は約4万人で全国の最低レベル。鮒ずし販売は特定のファンには人気が高いものの、大衆受けする食品ではありません。
滋賀県は京都、奈良に続いて国宝や重要文化財の多いところ。おまけに琵琶湖もある。滋賀県の観光資源を新しい目で見直す必要がありますね。
<京都の奥ゆかしいところ>
京都府のパンフレットには仁和寺~嵐山~天龍寺~石山寺のコースがあります。訪問者の利便性を考えて、京阪京津線の滋賀県側の追分駅から月心寺~蝉丸神社~逢坂山門址碑…石山寺のコースが紹介されています。京都はさりげなく滋賀県をPRする余裕を感じます。でも、本音は地下鉄東西線のPRですね。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:32
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