2009年01月29日

新・鯖街道

新・鯖街道


この写真は鯖(さば)街道の京都側の基点(出町橋の西)「鯖街道口 従是洛中」と書かれた石の標識。

<鯖街道>
福井嶺南(れいなん)のオバマ市→若狭町熊川→滋賀県高島市朽木→京都大原→出町柳

このルートで一塩した鯖を京都に運んでいたので「鯖街道」。花折断層に沿ったコース(若狭街道)が基本のようですが、朽木ではなく、高島市保坂から今津へ降りて琵琶湖を南下するコース(九里半街道)も鯖街道です。周山街道、鞍馬街道も鯖街道です。
最短コースは針畑街道。どのコースでも基点は出町柳

夜寝ないで京都まで歩く。昔の人は大変だった。「京は遠ても十八里」現在に換算すると約70キロの道のりです。
現在、福井から運ばれる鯖はノルウェー産。地元でも鯖は捕れるのですが、形と数がそろわずに輸入しているとか。

新・鯖街道

<ふたば>
河原町今出川にあるお餅屋(和菓子)さんは、8時すぎの開店と同時に行列です。行列が短かったので、久しぶりに豆餅を買いました。

会社にいる和菓子業界に詳しい人の話によると「京都物産展」で最初に売り切れるのが「ふたばの豆餅(1個160円)」。厳選された材料と職人の腕の賜物です。この豆餅を食べるポイントは「すぐに食べる」こと。時間をおくとお餅が固くなります。

<錦市場>
錦市場では1本630~1,000円の焼き鯖がいつでも売られています。スーパーで売られている398円の焼き鯖とどう違う?  まず、食べてみなければ。

そんなわけで、「若狭一汐」の一番小さい630円「焼き鯖」を昼飯のおかずに購入し、食べてみました。やはり、脂の乗りはいいですね

<現代の鯖街道は>
昔はオバマから出町柳まで歩いて焼き鯖を運んで来ました。しかし、現代の焼き鯖は、福井嶺南からトラックで中央市場またはスーパーに運ばれてきます。
歩かなければ鯖街道とは言えません。したがって、私の「鯖(さば)街道」は出町柳から錦市場までとなります。

おばさんがジャージを着てウォーキング。このコースは「小母(おば)街道


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 京都
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