2009年02月03日
恵方巻きと福豆
昨日、38.5度の熱を出して病院へ。病院の帰りに水を買いにコンビニへ。
季節を映し節分グッズ「恵方巻き」や「福豆」が売られています。
<病院>
夜間診察が中心の医院に行ったのですが、インフルエンザを罹った人が順番待ち。15人程度の座席があるにも関らず、立って順番を待つ人も。
「インフルエンザの予防接種受けましたか?」
「受けていません」
「インフルエンザの検査をしましょう」
めん棒のような採取キットを取り出し、のどの奥へ。サダム・フセインの遺伝子採取の光景。
10分ほど経つと再び呼ばれ、キットに現れた結果を示しながら
「インフルエンザではありません。お薬を出しておきます」
「熱があるのですが、注射は無いのですか?」
「(注射は)ありません。体力もありますから。気休めに栄養剤の点滴をしますか?」
昔は解熱=注射の構図だったのですが、変わりましたね。
今日は変わったもの、変わらないものの視点で節分を見ましょう。
<節分>
旧暦の季節の変わり目で2月3日は大晦日(今年の旧正月は1月26日で毎年変わります)。また、節分は春夏秋冬(立春、立夏、立秋、立冬)の4回あります。このうち、春を迎える立春(お正月)がもっとも大切にされています。
<豆まき>
豆まきは「魔(ま)」を「滅(め)する」の語呂合わせ。節分は大晦日ですから年越し蕎麦のようなもの。新年を迎えるための悪魔(鬼)祓い。豆まきは、旧正月からの伝統行事で変わりません。
家長、年男、年女が撒くのが正しいようです。
<鬼門>
鬼門は鬼の出入り口。これは北東(牛寅)方向。御所と比叡山の位置です。それで節分に出てくる鬼は角(牛)が生え、虎のパンツ(寅)をはいています。
<鬼はうち>
直接、本人からきいたのですが、鬼塚、鬼頭さんのように鬼がつく家では「鬼はそと」ではなく、「鬼はうち」が基本。昔からだそうです。理由は聞いていませんが、自分の氏名ですからね。
<恵方巻き>
恵方巻きの発祥は大阪、和歌山、滋賀とされていますが、詳しいことはわかりません。滋賀説があるようですから、ご存知のかたはご一報を。
わっかっていることは、大阪ののり問屋さんが、和食離れが進み、のりの需要の減少を食い止めるために始めたキャンペーン。セブンーイレブンが便乗して全国へ普及。
土用のうなぎ、バレンタインチョコレートと同じ構図。
わかっていても、キャンペーンに乗ってしまう自分が悲しい。晩飯は恵方巻き。今年は東北東。ところで、黙って食べるとは誰が決めた?
私は阿呆(あほう)巻がお似合い
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
0
) │
京都